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不調と怒りのタイプ診断

 自分に無頓着だった私は、不調を不調として認識できませんでした。1、2年前辺りから、やっと不調を認識できているようになったため喜んでいます。

 今日も気分はまいっているのにニヤニヤしていました。変なヤツです。

空腹と寝不足のダブルパンチ

 不調に不調が重なると結構しんどいです。やっぱり昨日も就寝時間を超えてしまいました。加えて、今日は朝食に失敗してしまったためお腹も鳴りっぱなしです。

 最近、寝起きにオヤツを食べています。低血糖対策のためです。起きる時間が夕食から12時間前後になるので、朝一番から体が空腹状態で怠くて動けません。

 そのために甘いものを中心にいろいろ試しています。今のところ、一番いい組み合わせはコアラのマーチとシガービスケットです。

 今日は、コアラのマーチと複数のナッツが入った素焼きミックスを試してみました。最近読んだ本に豆類は健康にいいと書いてあったからです。

 少量でお腹にたまりますが、すぐ萎んでしまいます。7時前後に食べて、10時にはもうお腹が空いてしまいました。

 腹持ちは3時間程度でしょうか。飲食禁止のデイケアがある日だったので、昼食が待ち遠しかったです。

 ナッツは朝一より、間食くらいがちょうどいいなと思いました。残りは午後のおやつとして食べようと思います。

私の怒りどころ

 今日の昼休み、近くの方の会話に入れてもらいました。基本的は、親切な方々に楽しいひとときを過ごしました。

 ただ、少し気になったのは、私が他所から来た話をしたとき、大変だなぁと繰り返され、訂正を入れるとポジティブ思考と言われたことです。

 モヤモヤしたというか、不快な気持ちになりました。私の苦労は私が決めることだと思うのです。勝手に決められて、可哀想と言われるのが嫌だったんですよね。

 相手は私を貶めるために大変だと言ったわけではありません。ただ、自分だったらと想像して、自分の延長線で同情しただけです。

 また、個人的は彼らの反応が大げさにも見えるんですが、デイケアは精神科に通う方たちの集まりです。優しい人が多い反面、傷つきやすかったり、ネガティヴだったりする方もいます。

 私の経験上、人は自分の世界の中でしか物事を理解することができない傾向があります。それは私も同様です。

 私にとって、大阪へ来たことは大変なことではありませんでした。むしろ、感謝すらしています。でも、相手の方々にとって、知らない場所に引っ越すことは大変なことだったのです。

 彼らの気遣いを有難いと思いました。一方でわがままな私もいて、大阪へようこそと歓迎してほしかったんですよね。

 午後のプログラムは、職員さんの勧めでアンガーマネジメントに参加しました。初めて学びます。今まで学ぼうと思ったことはありません。

 ストレス対策として、ポジティブ思考とか、リフレーミングとかは調べたり勉強したりしたことあります。

 一般的に、怒りは感情をコントロールできないときに出てくるものとされているので、アンガーマネジメントもストレス対策のひとつとされています。

 でも、私の場合、怒りを含め感情がコントロールできないときは、だいたい体の不調が原因です。

 感情だけじゃありません。心の不調はほぼ体の不調がキッカケなのです。

 つまり、アンガーマネジメントの前に体調管理という根本的な原因から対処するほうが建設的でした。

 他にも、私は基本的に怒りません。全く怒らないわけではありませんが、人に向かうのはレアケースだったりします。

 理由は、赤ん坊が泣かないのと一緒です。赤ん坊が泣くのは、自分では何もできないので、人に頼るために声をあげているそうです。

 赤ちゃんの鳴き声は警報機のようなものですね。だからこそ、誰も応えてくれないと赤ん坊は泣かなくなるんだとか。

 子ども時代、私は感情を面に出しても両親に応えてもらえなかったんです。それは虐待にあったとかではなく、そういう環境だったんですよね。

 両親は私を含めて4人子どもを作りました。しかし、夫は外から家族を守り、妻は内から家族を助けるという、昭和の価値観を持った人たちです。

 昭和生まれの昭和育ちだから当然です。父は育児に関わらなかったし、母はひとりで4人の子どもを育てました。一番上に生まれた私が放置されていたのはしかたがなかったのです。

 そのため、私は基本的に感情を出すということが下手くそです。

 三つ目は、怒りに限定ではなく、感情そのもののコントロールのほうが私の関心が高いからです。

 だから、アンガーマネジメントよりもマインドフルネスや瞑想など心を整える方法ばかり探っていました。

 だって、不快な感情をコントロールするより、不快に思わない、もしくは不快を小さくするほうが魅力的じゃないですか。

 今回、学んだのは怒りのメカニズムと人それぞれのタイプです。

怒りとは
・一次感情(本音)の表面を覆う二次感情のひとつ。
・理想と現実のギャップが大きければ大きいほど怒りも大きくなる。

 本音の一次感情と、怒りの二次感情があるというのは、過去の経験と結びついて深く納得しちゃいました。

 初めて自分の心と向き合ったとき、この二次感情というものにすごく振り回されたのです。いったい本音はどこにあるんだ、とうんざりしたのも一度や二度ではありません。

 どうりで表面の感情ばかり見ていては、本音が見つからないわけだと納得したのでした。

 理想と現実のギャップについては、深く突っ込んだ話はありませんでした。でも、私はギャップを埋める対策があります。

 それは、現実が理想とズレたときに、ズレた言い訳を考えるということです。他責は悪いことのようにいわれがちですが、諦めるために使うのはとても便利なんです。

 これは、どこで習ったとか、知ったではなく、自分を守るために身につけた習慣です。私には効果がありました。

 意外だったのは、時には怒る必要もある、ということです。

 物事には一長一短があるので、ちょっと考えたらわかるんですが、怒りは悪いものだと思ってしまっていました。固定観念ですね。

 不当な目に遭ったり、軽んじられた場合には、怒る必要もあるんだと、目から鱗が落ちたような気分でした。これからは、怒りを活用する方法を考えていきたいです。

 怒りのタイプは12問の質問用紙を渡されました。1〜6までの点数をつけて、タイプごとに計算していきます。最も高い点数が自分の怒りタイプだそうです。

点数
1点 まったくそう思わない
2点 そう思わない
3点 どちらかと言うとそう思わない
4点 どちらかと言うとそう思う
5点 そう思う
6点 すごくそう思う
質問
Q1. 世の中には尊重すべき規律があり、人はそれに従うべきだ
Q2. 物事は納得いくまで突き詰めたい
Q3. 自分に自信があるほうだ
Q4. 人の気持ちを誤解することがよくある
Q5. なかなか解消できない、強いコンプレックスがある
Q6. リーダー的な役割が自分に合っていると思う
Q7. たとえ小さな不正でも見逃されるべきではない
Q8. 好き嫌いがはっきりしているほうだ
Q9. 自分はもっと評価されていいと思う
Q10. 自分で決めたルールを大事にしている
Q11. 人の言うことをそのまま素直に聞くのが苦手だ
Q12. 言いたいことをはっきりと主張すべきだ
タイプ分け
以下から最も高い合計点のタイプを探す
「公明正大」タイプ
→ Q1+Q7の合計点
「博学多才」タイプ
→ Q2+Q8の合計点
「威風堂々」タイプ
→ Q3+Q9の合計点
「外柔内剛」タイプ
→ Q4+Q10の合計点
「用心堅固」タイプ
→ Q5+Q11の合計点
「天真爛漫」タイプ
→ Q6+Q12の合計点

 私は完璧主義な「博学多才」タイプでした。点数はマックス12点です。でも、個人的には、慎重派の「用心堅固」のほうが当てはまる気がします。

 昼休みのように、私は自分の言葉を悪い方向へ捉えられることに不快感を持つことが多いからです。

 というのも、私は現実よりも想像上でのほうが精神的にストレスを受けやすいのです。たとえば、注射を刺されるより、注射を痛がっている人を見るほうが痛みを感じます。

 同様の理由で、ニュースもほとんど見ていません。事件、事故、スキャンダル。ニュースは、嫌な情報の宝庫だからです。

 逆に完璧主義の「博学多才」タイプについてですが、私は大雑把な性格をしているので基本的には適当です。

 相手を困らせてはいけないと、人と関わるときには真面目になります。逆にいえば、相手が困らなければだいたいルーズです。

 でなければ、毎回のようにデイケアを遅刻なんてしません。完璧主義なら無理をしてでも時間に間に合わせると思いませんか。

 ちなみに、威張ることではありませんが今日も遅刻しました。反省はしても、落ち込んだりはしません。

 ただ思い当たることはあります。Q2は、メンタル強い人の特徴でもあったりします。

 なぜかというと、物事を突き詰めて成果が出るまでやりきると成功者になれるんですよ。

 成功者はメンタル強者です。やり過ぎてストレスになるのは論外ですがマネはしますよね。

 マネしているんだから「すごくそう思う」を選択しちゃうじゃないですか。意味が違ったんですよね。

 あと、わからないことを受け入れる度量が大きくても、ときおり、わからないことでモヤモヤしちゃうこともあります。

 そんなときは答えを出すのが有効だそうです。要は、モヤモヤをモヤモヤのまま放置しないことが大事なんです。

 好き嫌いに関しては生まれつきです。しかたがありません。大半はアレルギーじゃないかと疑っています。

 口に入れると嘔吐するまたは、嘔吐感のあるものが多いです。残念ながら、何でも受け入れられるほど私の体は強くありませでした。

 味で苦手なのは甘い野菜です。お菓子やデザートは美味しいんですが、ご飯になるとなぜか不味く感じてしまうんですよ。我ながら不思議です。

 では、なぜ「用心堅固」タイプの点数は低かったんでしょう? Q5は、自信について問うことで、慎重かどうかを見極めたかったのかもしれません。

 私は基本的に臆病ですが、親には変なところで肝が据わっていると、感心されたのか、呆れているのかわからない評価をもらっています。

 また、コンプレックスがないわけではありませんが、個人的には上手に付き合えていると思っています。

 私の体に対するモットーは持っているものを活かせ! です。不自由な片田舎で育った結果、叶わない理想を夢見るのは虚しくてめんどうだと学びました。

 良くも悪くも両親に放置されていたことも影響しているかもしれません。

 自分で変えられるものしか変えられなかったし、変えられないものは諦めるしかできなかったんです。

 6点の「すごくそう思う」なんて、とても選べません。

 Q11には悩みました。素直か頑固か、他者からの評価が二分しがちな質問だったからです。なぜって、私は必ずしも一般論が当てはまらない体質だったからです。

 あえてもう一度。人は自分の世界の中でしか物事を理解することができない傾向があります。

 たとえばの話、私の体はストレスに弱いです。でも、だいたいの人は、人間関係とか仕事でストレスになります。

 だから心を強くしなさいとよく言われて、弱いのは体だって反論するのは私にとって当然なんですよね。

 私を頑固と言う前に、まずお前が話を理解しろや、と不良な自分は思っちゃうんです。分かってない人から真剣にアドバイスされるのって一番困ります。

 逆に、甘いものが好きと言ったときに、どこそこのデザートが美味しかったと言われれば買います。

 この本面白かったと言ったときに、それならこれもオススメだよと言われれば見ます。めっちゃ素直と言われました。

 当たり前のことなんですが、ちゃんと話を理解してもらっているなら、私だって素直に応じやすいんですよ。

 結果として、美味しいか不味かったか、面白かったかつまんなかったかは二の次です。

 だからこそ、どう捉えていいか迷った私は、真ん中から「どちらかと言うとそう思う」を選びました。無難的選択です。

 こういうタイプ診断をすると、私は当たらないことが多いです。なぜでしょうね。

 以前、MBTIという性格検査のベストフィットタイプを探したことがあるんですが、初めては真反対のタイプでした。

 自分のこと本当に知らないんだなって思ってましたが、今回は違う気がします。

参考リンク

怒りは二次感情!奥にある感情を知って、怒りに支配されない心づくりを

アンガーマネジメントの意味とは?怒りのタイプ診断とイライラ解消法

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