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朝起きたら、眉間にカニがいる。 特に力も入れていないのに。 鏡の中にカニがいる。 指で伸ば…
毎年、春が目の前にやってくると、なぜか不安な気持ちになっていた。 満開の桜を見ると、泣き…
「止まない雨はない」とか「明けない夜はない」とか、 そういう言葉が嫌い。 何故だろうと、…
4連休2日目。 ようやくのんびりできる休日を迎えたのに、どうしても気持ちが上がらない。 気…
明日、今日よりも好きになれる・・・ その歌い出しの最初の三文字にどれほどの思いを込めてい…
「彼」との未来なんて、はじめから無かったんだ。 強がっているわけではなくて、心底そう思う…
学生の頃、とてもとても好きな人がいた。 彼と結婚するものだと思っていた。 数年つきあって、自然に「いつか」の話を二人でした。 だけど、壊れた。 彼には知らない一面があって。 器用に他の女性ともつきあっていた。 私に会わない日は彼女の家に通っていた。 びっくりした。 ただただびっくりした。 私の、大好きで大好きで、「いつか」が当たり前の彼は、 そんなことができる人じゃなかったから。 だから。 もう、この人は私の好きな「彼」ではないから。 さっぱり忘れられる。悲しくもない