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【0027】2023年の年越しそばを3軒ほど駅麺・路麺系のお店でいただきました。

2023年も年の瀬、年越しそばの時期ですね。行きつけというかお気に入りのお蕎麦屋さん何軒かに年末のご挨拶という感じで伺いました。いずれも立ち食いそば系の駅麺、路麺のお店です。

自笑亭

1軒目は、東海道本線と東海道新幹線の浜松駅の構内にある自笑亭さんです。電車で浜松に行く機会があると、ほぼ必ず立ち寄っているお店です。お店は新幹線と在来線の乗り換え口の脇にあり、入口も新幹線側と在来線側の両側にあります。当たり前ですが店内のカウンター席も仕切られています。

この日は天玉そばをいただきました。自笑亭のそばの上には鰹節が載っています。この辺りの駅麺は鰹節が載っている率が高い気がします。名古屋駅にある住よしさんのきしめんも削り節が踊っていますね。この辺りと一括りにするには、少し離れ過ぎていますか。

自笑亭さんで天玉そばをいただく際は、ちょっとした小技があります。月見そば(440円)に掻き揚げ天(140円)を追加すると、580円です。天麩羅そば(500円)に生卵(70円)を追加すると、570円と10円安いのです。いわゆるセットメニュー割引の妙というやつです。

雪国

2軒目は、東武スカイツリーラインの梅島駅前にある立ち食いそば(&うどん)雪国さんです。一時期、結構な頻度で朝ご飯で立ち寄っていました。このところ朝が寒くなってきたこともあり、伺う機会が減っていました。お店は梅島駅から1分というところにあるので、位置的には駅麺でもあり路麺でもありという感じです。この日は田舎蕎麦に春菊天と生卵を載せていただきました。

最近、ムック本に情報が載ったり、フジテレビ系列の「東京蕎麦族」で取り上げられたりというお店です。雪国さんの蕎麦は「田舎、更科、藪」の3種類から選ぶことができます。店主さんが出汁と返しにこだわって提供している蕎麦つゆは、一食ならぬ一飲の価値があると思います。日によって変わる返しと汁の熟成度は、店主さんのX(旧Twitter)への書き込みで確認することができます。

鈴しげ

3軒目は亀有駅の北側にある鈴しげさんです。亀有駅からは3分から5分といったところでしょうか。駅近といえば駅近ですが、駅麺と呼ぶには少し離れている気がします。こちらのお店は初代店主が脱サラをして始めたというお店で、天麩羅に拘りがあるみたいです。

路麺店らしくL字形カウンターの店内は、間口から想像するよりだいぶ広い感じがします。それでも時間帯によっては、それなりに混んでいるのかもしれません。この日はげそ天に、季節の天麩羅の菜の花天を載せていただきました。〆て580円。支払いにはPayPayが使えます。

年越し蕎麦の縁起担ぎ

年越し蕎麦、年末大晦日にいただくということで縁起物の意味合いがありますね。なんでも細く長い蕎麦にちなんで寿命や家運を伸ばすという話、切れやすい蕎麦にちなんで一年間の苦労や厄災を断ち切って次の年に臨むといった意味合いなどがあるようです。

今年はいい年だったのでしょうか。それともあまり良くない年だったのでしょうか。来年が良い年になると良いですね。

2023年12月30日(土)記

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