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【0174】映画『ゴジラXコング新たなる帝国』を観ました

少し前、5月13日(月)のことです。映画『ゴジラXコング新たなる帝国』を観ました。


洋画を映画館で鑑賞する場合、字幕版を観るか吹き替え版を観るか、いろいろな考え方や意見があると思います。私はというと、どちらかというと字幕版を観る派です。元々の言語の雰囲気で観たいというのが理由の一つです。もっとも元々の言語が英語であっても聴解力が十分ではないので、あくまでも雰囲気を味わうという感じの話で、字幕を一所懸命に追うということも間々あります。

今回の『ゴジラXコング』は、台詞はさほど多くないであろうと想像していました。さすがに怪獣の雄叫びは吹き替えはしないでしょうから。ゆえに大迫力の映像を映画館で楽しむというか愉しむのが大きな目的でした。そうなると字幕に気をとられない方が良いかもということで、吹き替え版を観に行くことにしました。


さて、つらつらと前書き的に書いています(もう少し続きます)が、実際のところはと言えば、仕事終わりにレイトショーではない時間帯の映画の上映で、タイミングが良かったのが吹き替え版だったということもあります。普段、私が行き慣れているというか行きつけの映画館は3箇所あります。事前に上映時間を確認したところ、どこも字幕版は早い時間帯(要は勤務時間帯)だったりレイトショーだったりで、仕事終わりに観に行くには難しかった訳です。レイトショーで映画を観て24時前後に帰宅だと、翌日の朝がきつくなります。

さて、『ゴジラXコング』です。ネタバレありなので、いちおう改行を10行ほど入れておきます。










予習というか復習というか、事前にAmazon Prime Videoで前作の映画『ゴジラ vs.コング』を確認鑑賞して『ゴジラXコング』を観ました。


前作が『ゴジラ vs.コング』で、今作が『ゴジラXコング』、「vs.→X」ということで、ゴジラとコングが本格的に共闘するというストーリーです。もっともゴジラとコングが共闘する前には、少しだけですがゴジラとコングが戦う場面もあります。何のことはない、前作と同様の展開です。もっともゴジラの立ち位置が正義の味方的になっているということは確かです。

要するに、東宝のゴジラシリーズのゴジラの立ち位置の変遷をフォローしているとも言えます。敢えて言うならば、モンスターバースシリーズの地球空洞説的な設定を加味して、地下世界と地上世界という味付けを加えたといったところです。

終盤の大迫力の戦いのシーンは、もう圧巻の一言でした。ゴジラ-1.0が安価な制作費と限られたスタッフで、素晴らしい特撮を実現したのに対して、ハリウッドはお金を掛けて世界各国のロケも行い、さぁどうだという感じでしょうか。もうこれは方向性の違いと言っても良いのかなぁと思いました。個人的にはどちらもありで、どちらも好きです。

ハリウッド的なお約束の騎兵隊的な助っ人や設定があるのも、それこそお約束で大ありだと思いました。次回作、たぶんあるのでしょうね。今回、ちょっとどうなのかなぁと思ったのがコングの虫歯の処置と右腕の強化です。メカゴジラならぬメカコングになりかねないとも思ったのですが、仮面ライダーやマーベルものでのヒーローのパワーアップを考えてみると、これもまたありなのかもしれませんね。

日本語字幕版は、本編のエンドロールの後に字幕版のスタッフなどのエンドロールが付いていました。なんとなく得したような気分になりました。

2024年5月26日(日)公開

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