53.【読書22】『サイゼリヤ おいしいから売れるのではない、 売れているのがおいしい料理だ』マグナムワインは、おいしいよ。
こんにちは。八木原 悟です。
サイゼリヤはお好きですか?
今日は、ミラノ風ドリアをこよなく愛している皆さんへ送る一冊です
本日はこちら
『サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ』
作者:正垣 泰彦
出版社:日経ビジネス人文庫
作者について:
1946年兵庫県生まれ。67年東京理科大学在学中にレストラン「サイゼリヤ」開業しました。理系出身の飲食店経営者なので、経営もロジカルです。
サイゼリヤについては説明不要ですよね。
私も大好きで、しばし友人と食べに行くことがあります。
ミラノ風ドリア、ディアボラ風ハンバーグ、生ハム、エスカルゴのオーブン焼き、フレッシュワイン・・・
文字を見ただけで、じゅるりとよだれが垂れてきます。
では、なぜ、タイトルの「おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ」と作者は考えているのだろうか?
一部本文を引用します。
「自分の店の料理が美味しいと言ってはいけない。なぜなら、自分の店の料理をうまいと思っていたら、売れないのはお客さん、景気が悪いということにしてしまう」ということ。「良いものは売れる」という考え方は昔の天動説と同じであり、もう改善を進められなくなってしまうと自らを戒めています。どんだけこだわって美味しい食事も、売れないことには、美味しいとはいえない。
このnoteで例えてみましょう。
Aさんは、三日三晩、寝る間も惜しんで1万文字の記事を書きます。こだわって書いたので自画自賛のいい記事が書けました。
しかし、いざ投稿しても、「スキは0」。誰の目にも止まっていなければ、いい記事とは呼べません。書いてないのと一緒です。とほほ。
反対に、Bさんは、電車移動中にスマホでポチポチと30分で800文字書き上げました。
なんとその記事が、「1000スキ」を集めました。多くのユーザーが見て、生きた情報になりました。よっしゃー!
つまり、この場合、Bさんの記事の方が市場価値があるということですね。
例え話は、極端ですが、商売のモノやサービスって、「たくさんの人に喜ばれるから、売れる。だから、その料理や作品は素晴らしい」となると、作者は伝えています。
しかし、サイゼリヤさんよ。
愛ゆえに、最後に、一つだけ物申したい。
マグナムというフレッシュワイン。
美味しすぎる上に1.5Lで1,000円のワインなんて、反則です。コスパ良すぎます。
ついつい、ぐびぐび飲みすぎてしまうのです。
売れてるから美味しいかもですが、料理もワインも、おいしいから売れてますよ!
画像:サイゼリヤHPより
今日はここまで。
明日は、この流れなので、ワインについて、話していきます。
つづく。
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