野生

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Twitterはお休み中。雑文。あと気が向いたら短歌。最近はここにゐます→https://mastodon-japan.net/@yagi5at

最近の記事

5年以上続けてゐたプロテイン食を今年やめたときに気づいた最大の誤算

5年以上続けて去年やめて良かった(食)習慣の筆頭にプロテイン食がある。 このメリットの最大はそのために買ったり掬ったり混ぜたり洗ったりといふ各種の手間が一切なくなることなんだけど、やめたらやめたでデメリットもあって、それはタンパク質摂取の継続性に困難が伴ふといふことだった。 筋トレをしてゐると、どうしてもカタボリック(筋分解)が気になって絶食(空腹)状態を作らない摂食行動に変化する。そこにプロテイン食は「食べる」のでなく「飲む」ものとして、取り敢へずタンパク質を補給でき

    • 【2023年2月試聴ぶん】 アンビエント音楽、月間ベスト5

      ///この記事は歴史的仮名遣ひで書かれてゐます///  3月もすでに半ばにならうっていふタイミングで先月聴いたアンビエントの感想文です。月末に合はせるにはそれ以前から支度しなくちゃいけないんだなぁ。2月は29枚聴きました。その中から順位づけせず聴いた順に5作品を選びました。 ulla 『foam』 (2022.11, 3XL)  冒頭から古のカットアップエレクトロニカを彷彿とさせる音響作家Ulla Strausによる3rdフルレングス的な2022年作。これまで通りやはり

      • 【2023年1月試聴ぶん】 アンビエント音楽、月間ベスト8

        ///この記事は歴史的仮名遣ひで書かれてゐます///  アンビエント音楽への興味と嗜好とが一昨年の年末から徐々に燃え始めた。夏の途中であまりに聴き散らし過ぎてゐるのに気が付いてリストをつけ始めたのだが、今年からは月間ベストのやうな選定もしてみることにした。これはその最初の試みで2023年1月に聴いた40枚のうちから選んだものに簡単なコメントを付したもの。順位づけはせず、選ぶ前に聴いた順でそのまま並んでゐる。また、当該月のリリースでなく単に選者が聴いたといふだけの個人的なもの

        • Twitterで軽くバズってゐた【血糖値が高めで糖質制限をしたら逆に糖尿病と診断された話】について一糖質制限者としての見解

          このツヰートが軽くバズってゐた。以下の文章はTwitterにチェーンで繋げやうとしたが9分割はあんまりだと思ってこちらに掲載するものです。推敲する時間がなかったので少し読みにくいかも知れません。あと、読みにくいと言へばお気づきのやうに歴史的仮名遣ひで書いてゐますが、これも我慢してください笑 まず、知識が広く共有されることは大賛成。何事も調べてから始めるのは当たり前だし、それは患者を診る医師にも言へること。 その上で自分が思ったことを二、三書いてみようと思ふ。 まづ、糖質

        5年以上続けてゐたプロテイン食を今年やめたときに気づいた最大の誤算

        • 【2023年2月試聴ぶん】 アンビエント音楽、月間ベスト5

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          音楽感想文: Mystic AM - Cardamom & Laudanum (2022.7)

          イランの古いレコードの膨大なコレクションを素材とした圧倒的サウンドスケープ。サイケ調のジャケだし、のっけからオリエンタリズム伺はせる感じなのでサイケ系チルアウトか?と思ったが口上を読むと違ふ、なんとDeepChordなどで知られるダブテクノの大物Rod Modellがレーベル創設者のArio Farahaniと組んだデュオのデビュー盤らしい。 イランの古いレコードの膨大なコレクションを素材にしたこの作品は、シルクロードの砂漠で旅人が思はず遭遇した形而上体験の物語のサウンドト

          音楽感想文: Mystic AM - Cardamom & Laudanum (2022.7)

          今週の短歌|迎へ火に依て宿せる精霊も心地悪しげなるわが家なりけり

          ついったー呟かざれば通知減り心穏やかになりにけるかも  積読 本棚は見果てぬ夢に侵されてのぞみや心の澱となりぬる 八月中旬テッポウユリ咲く。 そこかしこ機を合はせつる白百合の銃もちて蜂起するごとく咲く 土曜日出勤。夕、台風メアリー来たる。 台風はいまし過ぎたる横浜の人まばらなる駅ナカを往く 駅前のカフェから道を眺めをれば今ビニ傘が飛びさりにけり 宿りせしスタバに屯する客のしきりうかがふ風雨の様子 帰り道拍子抜けなる雨風と思へども裾しぼる羽目なる 迎へ火に依

          今週の短歌|迎へ火に依て宿せる精霊も心地悪しげなるわが家なりけり

          ことはじめ|今週の短歌

          いづれを境ひとしけむ少年期セミ捕り網を置きし夏の日 牛の肉買ひし日ごとに自づから私を手折れとわがろおずまりい セブンイレブンの大根サラダの日付を ついうっかり確認せずに買ってしまった しゃきしゃきの食感良きといふものを古きをつかむ大根サラダ 湿りある空たづさへて行くみちは思ひぞ折り畳み傘にそへて持つ 以下政治的なもの あれもカルトこれもカルト擁護者は何がカルトかもう分からぬやう 相対化、矮小化くらゐしか擁護のしやうがない 責任を感じ尽くして居直れば救ひのこゑも

          ことはじめ|今週の短歌