5年以上続けてゐたプロテイン食を今年やめたときに気づいた最大の誤算
5年以上続けて去年やめて良かった(食)習慣の筆頭にプロテイン食がある。
このメリットの最大はそのために買ったり掬ったり混ぜたり洗ったりといふ各種の手間が一切なくなることなんだけど、やめたらやめたでデメリットもあって、それはタンパク質摂取の継続性に困難が伴ふといふことだった。
筋トレをしてゐると、どうしてもカタボリック(筋分解)が気になって絶食(空腹)状態を作らない摂食行動に変化する。そこにプロテイン食は「食べる」のでなく「飲む」ものとして、取り敢へずタンパク質を補給できるといふ強みに幅を利かせて数年来の習慣に君臨し続けてゐたらしい。今年やめてみてその強さと製品の画期性に感心する運びとなった。
誤算だったのは食欲の有無だった。プロテインをやめても絶食なら卵焼きを2個でも3個でも食べて防げばいいと思ってゐたものの、「そのとき食欲がない」ことは考へになかった。意外に食欲はない。なくても気軽に摂取できるプロテインがあまりに日常になってゐたらしい故の誤算だった。
プロテイン食をやめればある程度の絶食状態とは上手く付き合っていく必要がありさうだ。何でも良いことづくめといふことはないものらしい。
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