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子育ての方針 その2

岸見一郎先生の『嫌われる勇気』、『アドラー』の教えを日ごろ意識しながら、子育てや普段の生活をしています。自分のためにも、改めてアウトプットしておきたいと思い、その2とします。


自己受容

「大切なのは何が与えられているかではなく、与えられたものをどう使うか」 アドラー

自分が持っているカードで、人生を歩んで行くという事と捉えています。自己受容とは、読んで字のごとく「自己を受け容れる」こと、できない自分をありのままに受け容れること。

例えば、
テストで60点の結果だったときに、現状を受け入れて、もっと良い点数を取るにはどうすればいいか?100点を取るにはどうすればいいか?と考える姿勢が、自己受容と説明されています。
また、たまたま運が悪かったから100点が取れなかった、本当の実力は100点なんだ!・・と無理やり暗示をかけるのは自己肯定としています。

欠点のない人間などいないので、人は誰しも「向上したいと思う状況」にいて、100点満点の人間などいないと認めていきましょう。

しかし、与えられたものをどう使うか?は自分で選択できること、「変えられるもの」で、どうすれば手持のカードを最大限に活用することができるかを考える必要があります。

本の中では、「肯定的なあきらめ」という言葉も出てきて、「変えれるもの」と「変えられないもの」を見極める事が大切だとあります。「変えられないもの」はいくら努力しても、変えられません。

自分は昔、雨の日に濡れるのが嫌で、天気にイラつくことがありましたが、「天気」を思い通りに変えることはできないのに無駄にイライラしていました。天気とか、他人の気持ちなどが、いい例だと思います。
元プロ野球選手の松井もこんな事を言っていました。

「自分にコントロールできないことは一切考えないですね。考えても仕方ないことだから。自分にできる事だけに集中するだけです」 松井秀喜

自分が与えられたもの(カード)は、固定されたモノではなく。ある程度、努力によって増やせると自分では思っています。60点だったのに、100点をとれるようになった状況など。手持ちのカードは、場合によって増やせると考えるとさらに前向きになれる気がします。

自分にできる事、できない事を見極めて、その中で、変えていける事に集中するしかないと、前向きに思っています。苦手なことは、得意な人に任せたほうがいい!と良くいう話です。

まずは、自分にできる事、できない事をありのままに受け容れると、気が楽になります。自分が、できる事で貢献していけばいいんだと思えますし、それしかできないともいえると思います。


だから、子供たちにもできる事は、なるべく「自分でできる事はやりなさい」と言っています。それが、ほかの人を助ける事になるし、やってくれた時は「ありがとう」と声掛けをするようにしています。


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