カメラが欲しい・・・
最近、また写真が撮りたくなってきた。
昔は叔父からもらった「ニコンF2」というカメラで白黒写真を撮り、自分で現像までするのが楽しかった。
その後、バードウォッチングにはまり、「オリンパスOM30」を中古で譲ってもらい、「ペンタックスSーFX」というカメラも別な叔父からもらって使ったりしていた。
そのうち趣味に割ける時間が減り、重い機材が鬱陶しく感じられるようになり、写真はもっぱら「写るんです」で撮れるスナップで十分と思えるようになった。
また時代が進んで携帯電話にカメラが付き、街から「現像屋さん」が消え、「写真は携帯カメラで十分」になってしまった。
しかしここにきて、また「写真が撮りたい!」と思ってきた。
愛犬の写真を撮っているうちに、携帯のカメラの画質では満足できなくなってしまったのだ。
もう一つは、「カメラのレンタル」である。
親戚から「法事の様子を写真にしてほしい」と頼まれ、さすがに携帯カメラでは申し訳ないと思い、最新のカメラを一式借りたのだ。
これが、すごい。
確かに携帯のカメラでも性能も画質も申し分ないのだが、「表現力」という点ではデジタル一眼の足元にも及ばない。
もっとも、私は携帯のカメラを使いこなしておらず、「起動して撮影」するだけなので、きちんと使いこなしている人なら「お前がヘタなだけ!」と言われるだろうが、「使いこなしていない」という点ではレンタルのカメラも同様で、「電源オンでシャッター切る(オートモード)」だけなのだ。
それで、室内の本堂から、薄暗い位牌堂、真昼間の屋外まで、とんでもないクオリティの写真が出来上がる。
「SUGEEEEEEEええええぇぇ!」
と叫びそうになった。
と、同時に、ものすごく「欲しく」なった。
近年稀に見る、物欲の爆発である。
さっそくいろいろ調べてみるが、これが高い!
レンズ交換のできない、いわゆる「コンデジ」と言われるものでも、ちょっといいものだと10万円を超えるのである。
私が借りたのは、本体だけで30万弱、レンズが8万くらい。
そのほか、付属品まで揃えたら50万近いのだ!
今乗ってる車でさえ、冬タイヤまでついて20万だったのに!
出るのは切ない溜息ばかり・・・。
そんな令和5年度の始まりなのでした。
それでは、じゃわっとさんばばん!
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