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雑草の死神、参上

今日は草刈りをしてきました。
相続で引き継いだ土地なんですが、使い道がないまま昨年売りに出すことにしたものの、未だ買い手がつかず、の土地です。

駅まで徒歩10分未満で、主要国道も車で5分も掛からない立地なんですが、なにぶん昔ながらの土地の取り方で、いわゆる「うなぎの寝床」という、間口が狭くて奥行があるタイプの形状をしている上、一方の出口だったところが他人の土地になってしまっているため、なかなか買い手がつきません。

評価額からすると、半額くらいまで値段下げてるんですけどねぇ。
160坪という広さが活かせない作りだと、立地が良くても難しいみたいです・・・。

とは言え、固定資産税は掛かりますし、夏場は放置していると雑草がジャングルのようになってしまい、ご近所から通報されてしまうこともあったため、定期的に草刈りを実施しております。

前回は5月2日、この時は業者さんにお願いし、そこそこの金額を掛け、ほぼ完全に除草した上で「半年持つ」というタイプの除草剤まで撒いてもらったので、「今年は草刈りから解放されたなー」と思っていたんですが、先月末、たまたまその土地の前を通ってみて、ビックリ!

そこらじゅう、雑草だらけで玄関が見えないくらい!
形的には完全に「木」の、1メートルくらいの高さの物から、細くてまっすぐなタイプの草はもっと背が高くなってるようなものまで。

その周囲はドクダミとスギナ、塀際にはなんだかわからないツタ植物が塀を伝ってお隣の敷地まで伸びていました!

こんなこと言いたくはないんですが、除草剤散布の分だけで18万掛かってるんですよ?
ほんとに除草剤、撒いてくれたんでしょうか??

しかも「半年持つ」ってので、高い方の除草剤にしてもらったのに、二か月でこれですか!?
ちょっとひどくないですか?

一応、確認は入れてみましたが、「確かに撒いた」と言われれば「そうですか」というしかなく、除草期間についてもメーカーが謳っているもので、責任はメーカーにあると言われれば、引き下がるしかないですよね。

と、いうワケで、「雑草の死神」と通り名を冠して販売されていた、電動刈払い機を購入致しました。
名前からして、すごそうじゃないですか?

「36Vのハイパワーモーターでパワフルに除草!」
「背の高い、茎の太い雑草も一発除草!」
「電動だから音も静か! 稼働時間は45分!」

この死神、中国から来ていただけるようですが、13,000㎃のバッテリーが二個付きで5,780円、さらに、替刃も違う種類のものがもう2セット付くとのこと。

さすがにあのぼうぼう生えてる草を、手作業で行うのは無理なので、まあ値段も安いし、試してみることにして、今日が死神初来襲。

セットしてスイッチを入れてみると、いい感じです。
「ヒュイィィィィィィ」という、かっこいい音が頼もしい!

刈り始めると、すぐに効果を実感!
確かに、太い茎にも負けずに、バリバリ刈り進んでいきます。
これは素直に感動しました。

逆に、スギナのような細くて密生するようなタイプの草は、柔らかく動いて刃をいなしてしまう感じで、土ごと持っていくように刈らないとうまく刈れませんでした。

「これは、いいものだ・・・」
思わずキシリア様に贈ってもらうようにウラガンに頼もうかと思うくらいに快調で、鼻歌まで飛び出しましたが・・・。

なんと、10分でスローダウン。
エネルギー切れのようでした。
あれ? 45分・・・?
充電時間足らなかったのかな??

バッテリー二個目に換装。
やはり、10分くらいで完全に沈黙。

何と言ったらいいのか、また「メーカー公表値」に踊らされてしまったようです。
まあ確かに、車の燃費だってカタログ値には遠く及ばないのにお咎めなしなんで、こんなことも起こるんでしょうが、ちょっと話を盛りすぎじゃあないですかね?

せめて3分の1の15分は保って欲しかったなぁ。
15時間も充電してるんですけどねぇ。

とは言え、合計20分で刈り取った面積は手刈の比ではないくらいに広いので、充電してリベンジしたいと思います。
値段もマキタの10分の1くらいですから、文句は言いますまい。

死神の再来を、怯えて待つが良い!
雑草どもめ!

というわけで、今夜はこの辺で
じゃわっとさんばばん!


#電動刈払い機
#中華製
#草刈り
#死神
#雑草


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