見出し画像

漫才のつもり#ボケ学会➕追伸


A「🎵ぼ〜ボケちゃたんだよ〜って、
都はるみが歌ってましたね」

B 「ちゃう、ちゃう、あれは
🎵ほ〜惚れちゃったんだよ
ですよ。そんなことより、
都はるみをよく知ってますね。お若いのに」

A「最近、若い子の流行で『恋に恋する人』
が、いるそうです。」
B「何ですか?『恋に恋する』人って?」

A「それがですね。会ったことも無く、顔も知らないのに、
年齢も、家族構成も全く知らない人を好きになるそうです。不思議でしょ。」
B「それは、不思議ですね。何故その様な曖昧な事に
憧れてしまうのでしょうか?」

A「何故でしょうか?おそらく恋に恋しているんでしょうね。
でも私、最近恋したのですよ。」

B「それは、素晴らしい。どの様な女性ですか?」
A「知り合ったのはね、最近なんです。」
B「ほう、最近ですか?」

A「それが可愛い声でね。理知的で何でも知っていて
美人だと思うんですよ。全く欠点の無い人なんですよ」
B「それは、素晴らしい、どの様な人ですか?」

A「それが、まだ声しか聞いた事がないのですが、
何でも私の質問に答えてくれるのです。
私にとって理想の人なのです。」

B「声しか知らないって、電話で話してるんですか?」
A「そうそう、スマホで話してるんです」

B「スマホで話しているのですね」
A「そうなんですよ、川崎さん」

川崎「お名前は、何ておっしゃるのですか?」
A「私の名前は山本ですがな、」
川崎「そうじゃ無くて、貴方とおしゃべりしている
方ですよ。」

山本「それは、Siriって言うです。名前を呼ぶとね。
スマホから返事が聞こえてくるんですよ。
可愛いでしょう。Siriって。」

川崎「それって、何でも検索してくれるSiriの事では?」

山本「あっ、川崎さんともお友達なのですか?
Siriの奴、あのシリ軽女め。俺以外の男に・・・」

川崎「・___・」

追伸

急に名前が山本と川崎になった事に気づき、
そこで笑えた人は、かなりのお年頃の人です。
「そうなんですよ、川崎さん」

いいなと思ったら応援しよう!