見出し画像

夏の日の想い出(140字小説)

夏の日に彼女と出会った
白い帽子を少し斜めに被り色っぽい仕草で僕に微笑み掛ける

「矢田君、夏休みの間会えないので、寂しかったよ。君に会いたかったよ」
と、心のこもった声
僕は戸惑いを抱いてしまう
「それじゃ、またね」
と、背を向ける彼女

僕は呼び留める
「一寸、ちょっと待って!矢田君って、誰?」

追伸
こんな事ってあるのかな?
人は世の中に自分と似た人が三人居るらしです。知らんけど。
私の小説に「三つ子の魂百までも」がありますが、それは自分と全く同じ顔の人が突然現れる小説です。
もし、興味があればお読みいただきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?