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あほやん バスを待つ(140字の小説)

バスを待つ。
季節は冬。
寒空、寒風、時折雪
なかなか来ないバスを待つ。
歩くにしては遠すぎる。
タクシー拾うのは費用が高い。

バスを待つ。
なかなか来ないバスを待つ。
ヒッチハイクでもしましょうか?
だけど車は一台も通らない。
人も一人も通らない。
真夜中だから人が来ないのか?

寂しい一人ぼっちの夜。

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