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家宝の使用(140字の小説)


「刀に取り憑いた霊は、次の血を欲しがる」
と、聞いた事がある。
我が家に伝わる宝刀も、人を斬ったのか?

刀で人を殺めていても不思議は無い。
この刀を抜く時、次なる血が!
幸いな事に鞘から抜く事は出来なかった
抜けないが方が良い。

殺人は刀より、銃の方が綺麗だ。

我が家に伝わる銃を奴に使用しよう。



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