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詐欺師ドラえもん15(140字の小説)

男の手にある物は、小さなネズミのロボットだった。
「おい、このネズミのロボットをどの様に使うのだ?」
と、ジャイアンが男の手を取り抑え聞く。
男は何も言わない、震えているだけだ。
「もしかして、このロボットネズミで、ドラえもんに悪さするつもりだったんだな!どうなんだ!」

「いえ、悪さなど」

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