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傍観者(140字の小説)➕追伸

私の眼前に汚れた川
私は遠い子供の頃を思い出す
そうこの川で、私は魚を釣った
夏は水遊びをした
綺麗だった故郷のこの川

いつから、こんなに汚れてしまったの?

川の汚れは人の心の汚れ?
豊かさを求めた代償なの?
でも、私には何もできない。

声をあげずに見過ごす事が、
罪を作るのを、私は知っているのに。

追伸

おかしな事と想っていても、傍観者では無責任になります。
無責任にする事で自分たちの暮らしに影響が出て来ても
「仕方ない」で済ませてしまいます。

子供達の未来を考えるなら、傍観者では責任は果たせません。
「言う気」を持つ勇気が必要ですね。

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