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時間を止める時計(9)(140字の小説)

…いつまで時間が止まっているのだろうか?…
私は不安になったが、誰にも聞く事が出来ない。
…もう一度この時計のダイヤルを回せばいいのかも知れない?…
解らないままに、先ほどとは逆に回してみた。
すると、時間が流れが戻ったのか人々は動き出した。
安心はしたがあの男の怒った顔が、私の前にある。

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