帰国子女の告白(140字の小説)➕追伸
「Only you」と言う彼女
僕を見つめる
その眼差しに愛の炎が燃えている?
彼女は帰国子女
日本語は未だ不得手
愛を伝えたいのか?
恥じらいながら僕も、彼女を見つめる
彼女の手には、カップヌードル
そっと差し出してくる彼女
麺が無い!
具はどこに行った
スープも無い
カップに残るは、オンリー湯だけ!
追伸
これは、洒落た愛の告白!
それとも、ただお湯を差し出しただけ?
女ごころは、複雑です。
でも、何でカップヌードルの容器を使うの?
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