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詐欺師ドラえもん12(140字の小説)


その時が来た。
男はしずかちゃんと、のび太君に連れられやってきた。
僕達は、しずかちゃんと、のび太君だけを押入れに残し
男の前に立つ。
男は驚いた表情を表してはいるが、
平然とドラえもんに触っている。
しずかちゃんとのび太君が不審げに僕を見ている。
「君は誰ですか?初めてお会いするのですが?」

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