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暑い夏の夜は、涼を求めて街をぶらつきたくなりますね。
そして次にアバンチュールを求めたくなります。
でも、そんな日は気をつけてください。恐ろしい事になるかも知れません。
尚、…
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#小説
ある夏の夜の出来事(3)
第二の事件勃発か?
蒸し暑いある夜、私は一人涼求めて部屋を出た。
いつも通る道だが、夜中に歩くのは初めての事である。
静かにひっそりとしている公園。
いつもの顔ではない。
公園のベンチに腰を落として、
通り過ぎる自動車を見ていた。
「お兄さん。チョット、お兄さん。
寝てるのですか?」
と、虚な耳元に女性の声。
「こんな所で寝ていたら、猛烈熱女が来ますよ。」
と、訳の分からない事を言われる。