マガジンのカバー画像

台湾が気になるあなたへ

197
台湾で生活し、日々取材を重ねるなかで「これは日本に届けたい」と思ったトピックについて、時にインタビューも交えながらお届けする、台湾あちこち見聞録。多様性/教育/ジェンダー/環境/…
運営しているクリエイター

2023年9月の記事一覧

この秋訪れたい、注目の台湾カルチャーイベント5つをご紹介!

秋ですね! 最近、台北では街路樹「欒樹」の小さい黄色の花が満開です。この木が色付くと、秋が来たな〜という気持ちになります。 英語では通称「Rain Tree」(学名じゃなく通称の方です)。 ポタポタと花が散って落ちる様子も素敵なんですよ。 黄色い花が落ちると、種を包んでいる部分がスモーキーなピンク色に紅葉し、冬に近づくと枯れていきます。その色のグラデーションがたまらなく好きです。 というわけで今日は、この秋に台湾にいらっしゃるなら、ぜひおすすめしたいカルチャー系イベント

「血がつながっていなくても家族、台湾の習慣「乾親(ガンチン)」(日経ARIA連載)

『日経ARIA』での連載、9回目となる今回は、血がつながっていなくても家族になる台湾の習慣「乾親(ガンチン)」について書きました。(2023/09/20公開) この「家族ではないけれど、家族のようなつながりが社会に存在する」というフレキシブルさこそ、台湾社会の多様性そのものであるように思います。 全文の閲覧には無料会員登録が必要ですが、ご興味あればぜひ。 「血がつながっていなくても家族、台湾の習慣「乾親(ガンチン) 家族と社会の境界のあいまいさが台湾社会のレジリエンスを

在台ライター的「子連れ台湾」おすすめプラン②

以前の続きです。前回の記事はこちら。

有料
120

台湾のデザイナーが大集結!MdN『台湾デザイナーズファイル』出版記念イベント開催

日本で9/8に発売されたMdN『台湾デザイナーズファイル』の刊行を記念して、なななんと、台湾でも刊行記念イベントを開催できることになりました。 しかも、かなりの大型イベントです! そもそもはこのデザイン年鑑を企画・担当してくださった編集さんが遅い夏休みで台湾に来てくださることになったことから、新刊イベントをできたらいいねと台湾TSUTAYAの大塚さんにご相談させていただき、台湾のカルチャー界隈を牽引しているブランディングディレクターのCarolさんがすさまじい熱量のイベン

Voicyゲスト回「今週末に東京・上野公園で開催される大型イベント「TAIWAN PLUS」。今年の見どころを小路輔さんに聞いてみよう」

今週末9/16(土)・17(日)に上野公園で開催される、音楽・グルメ・デザイン・ライフスタイルをテーマにした日本最大級の台湾カルチャーイベント「TAIWAN PLUS」。 昨年は2日間で20万人が訪れたという大人気イベントです。 台湾からも日本からも、私の友人知人、取材先がたくさん出店されるので、これは鶏おばちゃん的に応援せねば! と、急遽Voicyを収録。 マーケットプロデューサーの小路さんに見どころを伺いました。 「TAIWAN PLUS 2023」 会期:202

《時事》半導体大手TSMCの進出で、熊本と台湾の交流がますます活発に

父の故郷・熊本に行ったら、台湾の話題で盛り上がりました私の父は生まれも育ちも熊本で、今年の夏には熊本に帰省したばかりなのですが、今、熊本と台湾の交流がますます活発になっているのを肌で感じました。

有料
120

Voicyゲスト回「台湾通のイラストレーター佐々木千絵さんに訊く、台湾旅行の楽しみ」

今回のゲストは、台湾に関する著書をお持ちで、日本だけでなく台湾でも大人気のイラストレーター・佐々木千絵さんをお迎えしました。 高雄で個展開催中の千絵さんに質問、「台湾に帰ってきた〜〜」って思うのはどんな瞬間? 『LOVE台南 台湾の京都で食べ遊び』ってどんな本? 台南に帰ったら必ずしたいこと3つ 子連れで台湾に挑戦したい皆さんに、おすすめするとしたら何でしょう? これからの活動の予定など などなどお話しております。 有料級のお話になっておりますので、ぜひチェックし

オードリー・タンさんの父方の祖母、ツァイ・ヤーバオさんの自伝翻訳を無料で全文公開していきます

今からちょうど2年ほど前の2021年11月、KADOKAWAさんから『オードリー・タン 母の手記『成長戦争』 自分、そして世界との和解』を出版させていただきました。 この本の原書は今から20年以上前の1997年に台湾で出版されたオードリーさんのお母様の手記で、台湾でベストセラーになった後に絶版になっており、日本からも幾度となく翻訳のオファーが寄せられたものの、実現してこなかったお本です。 そんな大切な家族の物語をお預かりして、日本語で紹介させていただいたという経緯があり(

ようこそ、台湾電鍋の沼へ

毎日のように使っている電鍋

有料
120

台湾の人気作家・李屏瑤さんのPodcast「違章女生 lalaLand」にお邪魔しました

レズビアンのリアルな物語が大反響を呼び、デビュー作の著書『向日性植物』が台湾で9刷、日本でも芥川賞作家・李琴峰さんの翻訳で出版された台湾人作家の李屏瑤さん。 そんな李屏瑤さんがホストをつとめるPodcastのゲストに呼んでいただきました。 チャンネル名の「違章女生」とは、「違章(illegal)」な「女生(女性)」といった意味で、いわゆる“日本人女性”のイメージからかけ離れている私になんともピッタリではないですか! そんな気持ちで収録スタジオを訪れたところ、製作者側が付

&Premium特別編集『暮らしの道具と日用品カタログ。』に、台湾の日用品12点が収録されました

雑誌『&Premium』さんで続けさせていただいている台湾の日用品についてのコラムも、おかげさまで5年ほどになりました。 さらに、このたび『&Premium』さんが暮らしの道具と日用品についてのムックを出版されるとのことで、この5年間でご紹介した60近いアイテムから、3つのテーマで4つずつ、計12のアイテムを厳選して収録いただきました。 目利きの方たちがご自身で使われたアイテムばかりが紹介されており、週末に背筋ののびるような思いでじっくり拝見しました。道具好き、日用品好き

誠品発行のフリーペーパー『提案on the desk』カバーストーリーに寄稿

毎月1日発行、全台湾の誠品に設置されている誠品発行のフリーペーパー《提案on the desk》カバーストーリーに寄稿させていただきました。 今号の特集は「我吃故我在 Eat, therefore I am」ということで、テーマは食です。 「日本人ママの料理について寄稿してください」というご依頼をいただいたのですが、私の寄稿タイトルは「料理が苦手だっていいじゃない 日本人ママの味噌汁の中にはなんだって入ってる」。 「日本人のお母さん」というと、台湾では(というか、世界共

Voicyゲスト回「鳥羽和久さんが台湾へ! 台湾と日本の教育について話そう」

福岡市で150人以上の小中高生たちが集う塾「唐人町寺子屋」の塾長兼単位制高校「航空高校唐人町」校長、そして教育について多くの著者のある鳥羽和久さんが台湾へご旅行にいらっしゃるとのことで、昨日はじめてお目にかかりました。 鳥羽さんがいらっしゃるならと、青木由香さん・伊禮武志さんご夫妻に紹介いただき、台湾のインディーズレーベル「角頭音楽」(TCM / Taiwan Color's Music)創業者の張四十三さんにお話を伺いました。 自身も歌手である四十三さんは、五月天(Ma

1926年創業、日本統治時代から台湾で100年近く続く彫刻工房さんに会社の看板を掘っていただきました

日用品連載でご紹介した「陳彫刻處」雑誌『&Premium』(No. 117 2023年9月号「&Taipei」)の日用品連載でご紹介した「陳彫刻處」。

有料
120