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この秋訪れたい、注目の台湾カルチャーイベント5つをご紹介!

秋ですね! 最近、台北では街路樹「欒樹」の小さい黄色の花が満開です。この木が色付くと、秋が来たな〜という気持ちになります。

英語では通称「Rain Tree」(学名じゃなく通称の方です)。
ポタポタと花が散って落ちる様子も素敵なんですよ。

欒樹花 臺灣欒樹 學名:Koelreuteria elegans;flamegold rain tree;Taiwanese rain...

Posted by 植物星球Plant star on Monday, October 19, 2020

黄色い花が落ちると、種を包んでいる部分がスモーキーなピンク色に紅葉し、冬に近づくと枯れていきます。その色のグラデーションがたまらなく好きです。

このピンク色、鮮やかな時もきれいですが、枯れていく感じもまた素敵なんです

というわけで今日は、この秋に台湾にいらっしゃるなら、ぜひおすすめしたいカルチャー系イベントをざっくりご紹介していきます。

台灣文博會 CREATIVE EXPO TAIWAN

出典:2023 台湾文博会(CREATIVE EXPO TAIWAN)プレスリリース

文化部により毎年開催されている大商談会ですが、一般客も入場(無料)できてお買い物ができます。関連して企画展イベントも多数開催されるので、規模がとても大きいです。

今年は9月22日 - 10月1日 台北の5つのメイン会場で開催されます。
空総台湾当代文化実験場、国家鉄道博物館籌備処、松山文創園区、華山1914文創園区、花博公園争艶館とありますが、なんといっても注目はオープン前の「国家鉄道博物館」がこの期間だけ期間だけ解放されること! 私も先日試乗させてもらった「藍皮文博号」が、今だけこの会場で運行するそうです。

↓ 「藍皮文博号」に試乗させていただいた時のリール動画をぜひ。

そして、空総のサーカスとデジタル技術を駆使したインスタレーションも見事でした。

空総に設置されたテント。このテント内ではデジタル技術を駆使したインスタレーションが。
台湾で結成されたサーカス団があることを、今回初めて知りました。観てみたい!
空総はこれからどういう場所になると良いのか?をアーティストたちが提案。来場者と一緒にシュミレーションするインタラクティブな試みも面白かったです。

日本語のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000128446.html

台灣設計展(Design Expo)

こちらも毎年開催されますが、設計展が面白いのは、毎年各地方都市を巡回して開催されること。今年の主催者&会場は新北市(New taipei city)です!

出典:オフィシャルFacebookページ

期間:10月06日 - 10月22日
オフィシャルサイト(中文・英語)
https://www.designexpo.org.tw/zh-TW

私は、設計展の関連イベントとして、風尚旅行社というユニークな旅行会社が企画・実施する体験ツアー「新北哩賀」のひとつを体験させていただきました。

新北哩賀」では、新北市を巡る10コースの特色ある体験ツアーが開催されます

私が参加した「粼粼藝術灣」コースは、台湾が世界に誇るコンテンポラリ・ダンス・カンパニー「雲門舞集(クラウド・ゲート)」の本拠地「雲門劇場」の特別ワークショップから始まります。

身体を動かしてすごく楽しかったです!
身体を動かした後は、専用バスで三合院のレストランで昼食。
とっても豪華なランチに、一同びっくりでした!
国内外のアーティストたちが滞在する三芝エリアに、イギリス人のアーティストMartyn Barrattさんのアトリエを訪ねました。
三芝エリアの案内人は阿賢さん。ご自身もアーティストで、廃校跡地で仲間のアーティストや地元の子どもたちとアートのワークショップを開いたりされているそう。
最後は淺水灣のビーチを訪れました。

1日たっぷり遊び、昼食も付いて、参加費はなんと1人500元というから驚きです。さまざまな旅行プランがありますので、ぜひチェックしてみてください。

「新北哩賀」詳細・予約はこちら
https://www.accupass.com/event/2308270633351286616729

エドワード・ヤン大回顧展『一一重構』

言わずと知れた、台湾を代表する映画監督エドワード・ヤンの大回顧展が開催中です。私の周囲では、この大回顧展のためだけに台湾を弾丸で訪れる編集者もいました。必訪です(自分に言い聞かせている)。

出典:オフィシャルFacebookページ

展示は、台北市立美術館で10月22日まで開催。入場料30元。
営:9時30分〜17時30分(土〜20時30分)
休:月曜

国家電影及視聴文化センターでは上映会を開催。料金などの詳細は公式HPへ。
営:10時30分〜20時(金・土〜21時30分)
休:月曜・火曜

BRUTUSで詳細なインタビュー記事が出ています。

馬祖國際藝術島 馬祖ビエンナーレ

台湾の離島・馬祖では、第2回目となるビエンナーレが開催中です。

出典:オフィシャルFacebookページ

私は第1回目にお邪魔してその虜になりました。2回目のプレスツアーは日程が合わず伺えなかったのですが、自分で行きたいと思っています。行けるか…汗

会期:9月23日 – 11月12日
オフィシャルサイト(中文・英語)
https://matsubiennial.tw/

草率季 2023 Taipei Art Book Fair

台湾が誇るアートブックフェアです。
大人気で、最近ではアートブックのほか、グッズやカフェ関連も参加されるようになってきました。

出典:オフィシャルFacebookページ

そして、実は私も今年初めて参加させていただくことになりました! ドキドキです。遊びに来られる方はぜひ声かけてください!

会期:11月03日 – 11月05日
場所:華山1914文化創意產業園區 東二 BCD棟(Huashan Creative Park)
オフィシャルサイト:
https://taipeiartbookfair.com/

なんだか何かを書き忘れている気もしますが、秋もイベント盛りだくさんの台湾、一緒に楽しみましょう〜〜!

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