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台湾が気になるあなたへ

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台湾で生活し、日々取材を重ねるなかで「これは日本に届けたい」と思ったトピックについて、時にインタビューも交えながらお届けする、台湾あちこち見聞録。多様性/教育/ジェンダー/環境/…
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2023年7月の記事一覧

台北で無印良品におみやげを買いに行くならどの店舗がおすすめ?

前回、『「台湾限定アイテム」が増加中の台湾無印良品、在台ライター的おすすめはこれ』というnoteを書きました。 続編として、「台北で無印良品におみやげを買いに行くならどの店舗がおすすめ?」という疑問にお答えすべく、今回のnoteを書いてみたいと思います。

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出版記念イベント最終回は、台北の紀伊国屋書店で、台湾のカルチャー誌『小日子』の前発行人で、現華山文創品牌長・劉冠吟さんと対談

拙エッセイ『台湾はおばちゃんで回ってる?!』の中文翻訳版『成為台灣歐巴醬的修練之路』出版記念イベント、最終回は、台北の紀伊国屋書店での開催です。 自由入場なので、お近くの方はぜひお越しいただけたら嬉しいです。 ✦參加方式:自由進場 ✦地點:紀伊國屋台北微風店(台北市松山區復興南路一段39號〈微風廣場5F〉) ✦主講:近藤弥生子(本書作者)劉冠吟女士(華山文創品牌長)

台南のランドマーク的書店「政大書城」で出版記念イベント開催

拙エッセイ『台湾はおばちゃんで回ってる?!』の中文翻訳版『成為台灣歐巴醬的修練之路』出版記念イベントが、台南のランドマーク的書店「政大書城」で開催されます。 自由入場なので、お近くの方はぜひお越しいただけたら嬉しいです。 \新書分享會在台南 台南政大書城/ 這次很高興能夠與長安靜美老師(高雄科技大學 應用日語系講師、專業口筆譯者)對談! 這個禮拜六下午,歡迎來到現場幫我打氣加油喔。 ✦參加方式:自由進場 ✦地點:台南政大書城(台南市中西區西門路二段120號B1樓) ✦主

「恥ずかしい」「逃げたい」気持ちを打ち消してくれる、台湾人たちの言葉

台湾華語でYouTubeを撮ってみましたせっかく台湾に住んでいるのに日本語での情報発信ばかりしていることに気付き、永遠に木陰でシダ植物のように生きていたいけれど、それでは台湾のことを知るのにも限界があると反省。 重い腰をあげて台湾華語版のYouTubeを撮ってみました。 今後続くかどうかはわかりませんが、台湾人夫に発音を直されながらなんとか撮った自己紹介動画です。 ただ、一本撮っただけでも撃沈状態。今後も続けられるかどうかは分かりません。 (良かったらぜひご覧いただき

台湾の下半期は、総統選挙前の情報戦に突入するはず

Voicyのハッシュタグテーマが「どうなる2023年下半期」だったので、下半期について考えてみたところ、24年1月に予定されている総統選挙を目前に繰り広げられるであろう情報戦以外に思いつきませんでした。

《台湾本のおすすめ》日本各地の地域創生を丹念にまとめた『地方編輯』(蔡奕屏/果力文化)

台湾本のおすすめです。 書名:『地方編輯』 副題:日本頂尖創意團隊公開跨界編輯祕訣, 從出版、策展、旅宿到體驗, 打造最具魅力的地域品牌! 作者:蔡奕屏 出版社:果力文化 出版日期:2023/06/19 日本在住の台湾人・蔡奕屏さんによる日本の地域創生の考察

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Voicyゲスト回「意外と知られていないかも?ハラユキさんと話す、同性カップルファミリーの育児事情」

イラストレーター、コミックエッセイストのハラユキさんと、東洋経済オンラインの人気連載『ほしいのは「つかれない家族」』で、ハラさんが6回にわたって紹介された、同性カップルの育児生活についてお話しました。 シリーズを通してハラさんが感じられたこととは? 2019年、アジアで初めて同性婚の合法化を実現した台湾について 合法化以降の台湾社会はどう変わった?など、 じっくりお話しております。 這次Podcast貴賓是 插畫家 Harayuki 小姐!    她最近在日媒上採訪

台湾でも「鶏おばちゃんの会」結成の動きが?! おばちゃん本、台湾で2回の新刊記念イベントを終えての感想

『台湾はおばちゃんで回ってる?!』の台湾華語翻訳版、『我成為台灣歐巴醬的修練之路: 近藤弥生子的台灣在地生活隨筆』が今月頭の7月1日に出版され、週末は出版記念トークイベント第一弾でした。 出版記念トークイベントは、台北の金石堂書店からスタート7/21(金)の夜には台北の金石堂書店汀州店で、対談ゲストに靴下ブランドの「+10・テンモア」をお呼びしました。

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何かを広める時、「現金」というインセンティブを使うのが台湾式

マイナンバーやインボイスなど、最近の日本では、新しい制度がなかなかスムーズに広がっていかないようです(私も他人事ではないのですが)。 多様性社会で何かを広めるのってなかなか難しいと思うのですが、台湾はそれが比較的上手だなと思います。 「台湾の人々が素直だから」という側面はあるのでしょうが、それだけではない秘訣があると、私は感じています。 それは、「現金」というインセンティブを非常に上手に活用していること。 今日はひとつだけ例を用いてご紹介してみようと思います。

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「台湾に戻ってきたな〜」と思うのは、こんな瞬間

日本に一時帰省しておりましたが、拙エッセイ『台湾はおばちゃんで回ってる?!』が台湾で翻訳出版され、出版記念イベントを開催していただけるとのことで、台湾に戻って参りました。 「台湾に帰ってきたな〜」と思う瞬間Voicyで「『台湾に戻ってきた〜』と実感するのはこんな時」という配信をしました。

「台湾限定アイテム」が増加中の台湾無印良品、在台ライター的おすすめはこれ

雑誌『Pen(2023年8月号)』でご紹介した台湾無印良品の「台湾限定アイテム」についての記事が、ウェブに転載されたようです。 3月に公開された『東洋経済オンライン』の記事でも、「台湾限定アイテム」の開発秘話を取材しました。 私情(=無印ファン)がバレバレですね。 「台湾限定アイテム」、個人的なおすすめをご紹介

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もう一度見たい台湾映画『流麻溝十五號 Untold Herstory』

昨年のことですが、ものすごい熱量で支持されている話題の映画『流麻溝十五號 Untold Herstory』を拝見しました。 1950年代初頭、白色テロ時代に捕らえられ、台湾の離島・綠島(当時の名前は火燒島)に送られ、「思想の再教育」を強制された女性たちを中心に描いた歴史映画です。 オーラルヒストリーをもとに6人の女性の人生を綴った『流麻溝十五號-綠島女生分隊及其他』(作:曹欽榮、鄭南榕基金會/書林出版)という本をもとに映画化されています。 映画化にあたって行われたクラウ

NPO法人「シブヤ大学」で、台湾のデジタル・ジェンダー・デザインについての授業を行いました

「誰でも無料で学べる、まちの学び場」をコンセプトに多様な授業を開催されているNPO法人「シブヤ大学」さんから、台湾のデジタル・ジェンダー・デザインについての授業をご依頼いただき、先日お邪魔して参りました。 2006年に創設され、16年以上続いている「シブヤ大学」さんでは、これまで周囲の諸先輩方が授業をされてきており、まさか自分自身が登壇する日が来るとは思っておりませんでしたが、 授業の告知が出たその日のうちに満席となり、増席いただいてその告知をする前にその分も埋まってしま

帝京大学 社会学科「家族の社会学」にゲスト講義でお邪魔しました

1〜4年生、院生の皆さまに向けて、私の離婚、シングルマザー、子連れ再婚などについての個人的な経験談をお話させていただきました。 社会学を専攻される学生さんたちであっても、リアルな声には普段なかなか触れる機会がないのだそうです。 こちらの授業、実は今年で3回目。 過去2回はリモートでしたが、今回は初めてキャンパスでのリアル授業でした。 普段、倍速でVoicyなどを聴いているから、思わず講義もそのくらいのスピードで話してしまい、うっかり質疑応答の時間が長くなってしまいまし