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有隣堂目黒店の神対応

天沢退二郎先生ご自宅でのお焼香。奥さまのマリ林から、来訪に当たって注文があった。葬儀の際は全員が「ウクライナ🇺🇦を象徴する物を身につけて来る」ルールだったそうだ。これは天沢退二郎先生のご遺志を受けたもの。皆さん、青や黄色のスカーフをしたり、バッチをつけたりして工夫していらしたそうだ。祭壇もウクライナ色にしたそうだった。よく考えもせずに「承知しました」と答えた。
 家に帰って探してみたが、そんな物はない。去年に長野県上田市に行った時にコンサートでウクライナ募金した際に、ピンバッチか何かもらったような記憶があって探したが見つからない。職場のある目黒駅周辺でドンキホーテに行ったが「そんな物はない」。アトレに寄ったが、そんなデザインのファッションは売っていない。UNIQLOしかり無印良品しかりである。
 困り果てて有隣堂目黒店の文具売場の女性店員に「ウクライナ🇺🇦国旗とか売っていませんか?」と質問すると、回答はやっぱり「ありません」。しかし彼女の行動はここからが違った。私がウクライナグッズを探している理由を聞いて、売場を巡回し始めた。そして2つの提案をしてくれた。一つが「お花紙」で青と黄色のフラワーを折ること。二つ目はキャップが青いサインペンと黄色いサインペンを探してきて「これを胸に並べて挿したらどうでしょう?」。思わず「Good Idea💡」と叫んでしまった。一生懸命考えてくれて、智恵を絞ってくれたお礼に「お花紙」とサインペン2本を両方買って帰ることにした。
 更に連れ合いの提案で献花をウクライナの旗仕様で購入。国旗のように上下の青黄🇺🇦とはならなかったが、美しい色合いとなった。
 今回のお焼香で思ったこと二つ。
1️⃣世の中のウクライナ🇺🇦関心は、かなり低下している。開戦後しばらくは巷でウクライナグッズを数多く見た。今は全く見ず。
2️⃣有隣堂目黒店の文具売場の女性店員さんのように、困っているお客さんの立場に立って考えてくれる方が存在する。とても感動した。


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