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竹谷内康修「首トレ」

竹谷内康修「頸椎症の名医が教える竹谷内式首トレ」(徳間書店)。珍しくノンフィクションの紹介。著者は東京駅近くの「竹谷内医院」院長で、整形外科医にして、カイロプラクター。自分も特に首の両側がこったり、頸椎狭窄に、ずいぶん悩まされた。「肩こり」は「腰痛」に次ぐ、現代日本人の悩み。この「肩こり」は、首の痛みと不可分の関係。老化による頸椎間の狭窄、骨棘という骨のトゲが原因として挙げられる。だからこの本を手に取って、多くの悩める人たちに役立つのではないかと思った。ステージは5つに分類され、0は自覚のないこり、1は肩こりと首こり、2は首や肩の痛み、3は首や肩の痺れ、4は麻痺を伴う神経障害。
 先ずは「首トレ」。毎日少しずつでも身体を動かすことが肝心。1日5分の首トレということで、ステージ別の首や胸や背中のストレッチメニューが写真で図解。自分もテレビ体操で、肩こりを解消したので、毎日続けることが大切だと。そして「日常生活の見直し」。そもそもの肩こりの原因として、日常生活が発端にある。特にパソコンやスマホを1日中見ている現代生活。座り方、椅子や枕の選択、スマホの持ち方、パソコン作業の姿勢などの生活スタイルを見直すことも大事。精神的にはストレス管理と解消。具体的には入浴、運動、睡眠など。最後に整形外科の治療は手術療法と保存療法に分けられる。手術はステージ3・4の最終手段。そのうち一般的な保存療法には、鎮痛剤など薬物療法、頸の牽引など理学療法、神経ブロック療法などが挙げられている。
https://www.tokuma.jp/book/b527944.html

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