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創業昭和33年、年季の入ったパラパラ「チャーシュー炒飯」

連れ合いがテレビ(どの番組かわからない、何度も紹介されている)で録画してくれていた上野の中華「栄来軒」。上野と聞いて「(最寄駅の)隣駅だ」と気楽に出かけたら、上野は上野でも北上野。駅からテクテク歩いて15分ほど。台東区役所を抜けて、上野学園大学の奥の奥の方。住所は北上野だが、もはや稲荷町。美味しいお店って、たいてい駅から遠い。お店は住宅街にある昔ながらの中華料理店。昭和33年創業とのことで、僕と同い年64歳。2階に上がると、意外に大箱。

 メニューにはテレビで観た「チャーシュー炒飯」がない。ドキドキしながら「お昼はチャーシュー炒飯はできますか?」と訊いたら「お時間頂ければ」との天使な応対。待つこと15分、ついに待望の「チャーシュー炒飯」@1,100が登場。出てきた炒飯はパラパラで、卵を纏った金色の米に、細かく刻んだチャーシューが散りばめられている。『これは手間がかかっているだろうな』と実感できた。味つけは優しい、油も塩分も控えめ。しかしボリュームはたっぷり。食べても食べても、なかなか減らない。一緒に付いてくるスープ、漬物、杏仁豆腐、どれも美味しかった。特に大根の漬物はお酒に合いそうな絶品。メニュー裏に書いてあったコース料理3,000円もお得そう。町中華というよりは、住宅街にある本格中華という感じです。

https://s.tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13092465/

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