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2015年四川・陝西中国史遺跡の旅1日目 ~関空→成都到着~

中学時代に三国志にハマり、その後さくら剛『三国志男』を読んで三国志史跡を巡る旅に憧れていた私は、大学2回生になった2015年、遂に初めての中国一人旅に繰り出した。その後私は1年に1回中国で一人旅をすることとなるのだが、これはそのきっかけとなった旅である。


9月7日朝早くに関空入り。

出発ロビーに一番乗り


その後ほどなくして日本人や人民たちが集まってきた。日本人のおっちゃんが秦皇島について語っていた。

飛行機は予定通り離陸し、約3時間で中継地の北京に到着。この飛行機で隣に座った方がなんと私と同じ大学の出身者だったので、かなり話し込んで名刺までもらってしまった。

今回、往復の飛行機は中国国際航空を利用したのだが、サービスや機内食の味は噂ほど悪くはなかった。
というかむしろ期待以上だったので、結果としてそこまで恐れる必要はなかったようだ。

北京の空港(首都国際空港)に到着し、入国手続きを済ませて成都行きの飛行機を待つ間、空港のコンビニでウーロン茶を買った。


三得利(サントリー)のウーロン茶

これは無糖だったが、後に西安市内のコンビニで微糖を発見。烏龍茶に砂糖を合わせるとは……。

そんなこんなで成都行きの飛行機に搭乗し、若干遅れるもほぼ定刻通りに成都に到着。すぐにタクシーに飛び乗り宿に直行した。
なお、タクシーの運ちゃんは中国語しかわからないようだった。国際空港とは言うものの、実態はなかなか追いついていないようだ。

成都での宿は錦江之星成都文殊坊店


室内は簡素だが使いやすくまとまっている

チェックイン後すぐに陳麻婆豆腐店へ。
四川名物麻婆豆腐を食すために勇んで向かったのだが……。

店内の様子


名物・陳麻婆豆腐


上にかかっているのがは恐らく花椒。これがものすごく辛い。いや、痺れると言った方が近いかもしれない。唇と舌が完全に無力化され、何かを口に入れるのもつらい。そしてこのとき私は、誤って炭酸水を注文してしまったので、水で口の中を落ち着けることもできず(そもそも私は炭酸飲料が苦手)、悲惨な目にあった。四川、そして中国の洗礼を受けた気分だった。

夜の成都

その後宿に戻り、翌日に備えて就寝。
こうして試されまくる大地・中国での最初の一夜が終わり、翌日からエキサイティングな日々が幕を開けるのだった……。

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