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撮影は撮られた人の何通りものストーリーがある

うぅぅぅーーーー
やはり緊張する。。。
待ち合わせ時間が刻々と近づくこの瞬間が一番一番緊張するのです


さてと、あと10分のところまで来ているのでそろそろ向かいます


と、撮影前ギリッギリのタイミングでしたが、今は帰りの新幹線でそろそろ名古屋に着きます


久しぶりの撮影は今までになくゆったりと時間が流れ、今まで私が過ごしていた通常の時間、通常の心、「通常の」というところに戻れたとても特別な時間でした


今日はどんな撮影にする?
と聞かれて、答えられなかった私。。
情けないな。。ダメやなぁ。。って頭ですぐ思ったけど、そんなんもすぐに答えられないくらい頭がひとつのことでカチカチに固まってしまっていたんだなという事にも氣がついた


元々平氣なフリをするのが通常モードで、昨日のnoteにも書いたけど、助けて欲しいとか、甘えるとかもしない
仕事で大ピンチの時も、本人は割と必死なのだけど、ふわーっと落ち着いてやってると言われるくらいで「普通はもっと騒ぎ立てるよ」と言われたりした事もある


これは、
助けてと言える人、すぐに人に甘える人に対して私自身が「×」をつける事がよくあるから「できない」のであって、それをOKにしてしまえばできるんよね

そして「ひとりで頑張ってやり抜いて認めて欲しい」という傲慢な部分もある
「人になんでも頼ればいいってもんじゃないだろ?頼る前に甘える前に自分でやってみなよ。やってみたの?」って思う私もいる
そこストイックにしてもなんも良い事ないのにやってしまうんよね 特に問題がデカいときほど。。。笑


今日は最後の最後にもらった言葉が嬉しくて温かくて救われた氣がして泣いてしまったけれど、そういえば。。。母が退院してきてから一度も涙を流していなかった氣がします。

そんな事にさえ氣付けないくらいの毎日を送っていたんだなと。。だから今日からはもう少し自分の氣持ちをしっかりと感じて、感情を味わい、その上で「どうしたい?」と問い、何を選択し決断するか。。そこを自分にしっかりと問うということをしていきたいと思った。


◾️撮影それは「ただ撮る」ものではない

色んな出来事や状況があって、その中で心を整えながら、準備しながら、内側と外側を一緒に丁寧に愛情もって育んでいくもの

だからこそ撮影当日に氣付くものがあり、そしてその氣付きにも準備したら、しただけの、頑張ったなら頑張っただけの「差」みたいなものも生まれるのだと思った

そこにはやはりカメラマンさんとの信頼関係は絶対で、どれだけ自己開示できてるか、どれだけ関わったかで得られる氣付きやギフトは自分次第となる


今回私も大きなギフトをもらったと思う
勝手にそう受け取ったけど 笑

本当だったら撮影は4/20で申し込んでいたけれど、6/23で申し込みし直していた。
「2ヶ月も先になるけど良いの?」って心配してくれたけど、あの時は「そうだよなー。。。ちょっとタイミングおかしくなるかも」って思っていたけど、今日撮影してもらって「あぁ。。だから今日なんだ、そうかー、今日だったね」って心底思った


やっぱり必然必要ベストなんだよ。。。


今日は笑って、ずぶ濡れになって、また笑って、そして泣いて
忙しい一日だったなぁ。。。とても意味のある一日だったなと思いました


はい。。。寝落ちして撮影当日興奮冷めやらぬ投稿が出来ず、こんな時間になってしまった。。


今日、写心をストーリーにあげたら
ものすごい反響で、個別にメッセージくださる方が沢山いて、母のことを知っている方々が更に寄り添ってくださって本当に嬉しいです


初めてこんな顔見た

私自身そんな風に思う写心があり、それは「現在地の私の最高到達点」だったのかも知れない

笑えないんじゃないか
泣き出してしまうんじゃないか
撮影楽しめなかったらどうしよう
魂抜けてて「楽しむ」に集中できなかったらどうしよう


そんな風に頭を何度もよぎっていた前夜の不安は
ゆっくりと流れる時間の中ですぅーーーっと薄れて優しい風と光に包まれてふんわりふんわりほどけていった

油断していたら波にバッシャーーンって襲われて「えーーーーー!もう?このタイミングで???」なくらい早い段階でワンピースはびしょびしょ 笑
波の強制的な威力が色んなものをさらっていってくれたかの如く、感情を止めていたブレーキが外れた氣がした。。。


私には時として強制的に働く力が必要と以前のnoteにも書いていたけれど、大好きな海の波のチカラが私のリミッターを外してくれた
私に写心を教えてくれたつぐさんの撮影は今の私にはとてもとても大切な撮影になった

■相手を見るという事

つぐさんは、100人撮影をしている有名カメラマン、こんなことを言っている
「100人を相手するのではなく1対1を100回なんだよね」って

それ「うん、なるほどねー」って思っていた。そうやってお客様一人ひとりとの時間をとても大切にしているんだなって。
でもね、今回「そういう軽い事じゃないや」「そういう意味じゃなくもっともっとうんと深い事だな」って感じて。。。
目の前のお客さまにとって今必要な言葉、必要な空氣感、必要な間(ま)、相手が何を欲しているのか、相手がどんな言葉だと響くのか、受け取れるのか、それがきっかけとなるのか、それを言われてどう感じる人だから、どう受けとる人だから、どんな言葉を選んでどんな風に相手に投げるのか、プレゼントするのかで。
私が「うん、なるほどねー」って思っていた事を恥ずかしく思うくらい、本当に緻密に考えて与えてくれているんじゃないかって
それをものすごく感じた

それは撮影直後というよりも後からじんわりじんわりと沁み渡ってきた。
ありがたい。。。

こういうありがたい経験をさせてもらい、まだまだつぐさんから教わる事や学ぶ事は尽きませんが、私も人からそう思われるような良きフォトグラファーになる為に更に更に精進します


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