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リハビリテーション栄養・診断推論の考え方とは?

本日も引用は

です。

結論:診断推論では、非分析的思考(直観的思考)と分析的思考の2種類を使い分ける

・診断推論とは、患者の症状・訴え・検査値などの情報から診断へ至るための思考と実行のプロセスである

・非分析的思考は、直感で瞬間的にパターン認識を行い診断する→スピードは速いが、診断が間違いやすい。

・分析的思考は医療面接、身体診察、検査を通じて、仮説思考のサイクルを回しながら診断する→スピードは遅いが、診断が間違えにくい。

・どちらか一つの思考だけでなく、両者の思考を用いることが望ましい


例 入院前からADLが全介助の寝たきり、低栄養の高齢者が、誤嚥性肺炎で入院

・直感的思考で解決する→寝たきり患者では9割超のサルコペニア有病割合であることがわかっている。フローチャートを用いなくてもサルコペニアの可能性が高いと診断できるため


例 入院前のADLは自立していて低栄養ではなかったフレイル高齢者が、誤嚥性肺炎で入院

・直感的思考→サルコペニアの診断は難しい

・分析的思考→筋肉量、筋力、身体機能を評価して、サルコペニアの診断フローチャートを用いてサルコペニアと診断すべき


「直感的思考と分析的思考の使い分けはリハ栄養に限らず、用いることができると思います。すべて分析的思考で考えていては、時間がかかり効率も悪いため、直感的思考で答えを出せることに関しては、そちらの思考を使うという考えは重要だと思います。そのためにも直感で答えを出せるだけの知識は必要と思うので、やはり勉強はコツコツしておく必要がありそうです。」


本日も引用は

でした。









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