リハビリテーション栄養:栄養評価では検査値より身体計測を重視する
本日も引用は
です。
1.身体計測について
・身体計測の栄養評価では体重が最も重要
・現体重とBMIだけでなく、体重減少率と通常体重比も確認
・体重減少率(%)=(通常体重-現体重)÷通常体重×100
→1週間で2%、1ヶ月で5%、3ヶ月で7.5%、6ヶ月で10%以上減少すれば中等度以上の栄養障害の疑い
・通常体重比(%)=現体重÷通常体重×100
→85-94%:軽度栄養障害 75-84%:中等度栄養障害 74%以下:重度栄養障害
「現在の体重だけでなく、推移を見ることが大切なんですね」
2.検査値について
・検査値による栄養評価も有用であるが、優先順位は身体計測のほうが上である
・検査値では尿中尿素窒素と窒素バランスが最も重要
・窒素は糖質と脂質は含まれておらず、たんぱく質のみに含まれているため、窒素の検査はたんぱく質の代謝を調べることになる。
・尿素窒素はたんぱく質の水溶性最終代謝産物であり、尿中窒素排泄の約80%を占める。
・尿中尿素窒素排泄量(g/日)=蓄尿量(l/日)×尿中尿素窒素(g/l)
・窒素摂取量(g/日)=たんぱく質・アミノ酸摂取量(g/日)÷6.25
・窒素バランス(g/日)=窒素摂取量-尿中尿素窒素排泄量×1.25
・窒素バランスが正ならたんぱく質同化状態、負ならたんぱく質異化状態
・窒素バランスが正なら筋力増強を目標に、負の場合には筋力維持もしくは悪化の予防を目標にする
「検査には24時間の蓄尿を行うことが必要みたいですが、このような方法もあるそうです!」
本日も引用は
でした!
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