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オンライン・ワークショップデザインの実際(その3)

4 集客
 イベントを行うにあたって、集客に苦労するという人は多いのではないでしょうか?人が集まらなければイベントをすることができないので、集客は大切です。また、いつも同じ顔ぶれ、かつ、参加者は講師業の人ばかりというのはいかがなものでしょう。人さえ集まれば良い、収入があれば良いということであればそれも良いと思います。ただ、お互いに相手のイベントに参加するでしょうから、歳入としてペイできているのかというと疑問です。参加者が多いイベントに行ってみるといつもと同じような顔ぶれ、というのはよくあることで、そのことに疑問を持っている人もいるでしょう。私が考える理想のイベントの参加者の割合は、大多数のリピーターと数人の新規参加者がいるという形です。
 
では、どうやって理想の参加者の割合に近づけるか考えてみましょう。リピーターを増やす方法は、毎回の内容を充実したものにすることです。加えて、イベントを開催する時に以前参加された人に連絡を欠かさないということも大切です。
 新しい参加者を増やすにはどうしたら良いのでしょう。オンラインワークショップの場合は、SNSでの集客になります。広報誌にイベント情報を載せるなどの方法では、オンライン環境が整っていない人にも情報を出してしまうことにもなってしまいます。イベンターの方はTwitter、Facebook、Peatix、こくちーずなどを利用している人が多いと思います。いずれも有料で宣伝してもらえるコースもありますので、資金があれば、そちらを利用するというのも良いと思います。無料の場合は、知人、友人にしか情報が届いていないという場合が多いので、どうしても同じ顔ぶれになってしまいます。 
Peatix、こくちーずなど自分の知り合い以外にも情報がいくシステムを使うと、新しい人が1回に1人程度ですが参加してくれます。1人か…とがっかりしないでください。毎回1人でも新しい方が参加してくれれば、回数を重ねることで、たくさんの方に自分の活動を知っていただけることとなります。

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