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No.8これからはファシリテーションが大切!

すっかり人と顔を合わせることがない期間が既に1週間になりました。
毎日十何時間のオンラインをしている人に比べると量的に少ない私が言うのはおこがましいのですが、オンラインでのワークショップ、セミナー、会議の雰囲気が、この1週間で変わってきている気がします。それまでは、ITに近い人たちや学校関係の人たちが運営、参加されていたように思うのですが、最近はテレワークに従事せざるを得ない人たちや外出できずに人と話すことがなくなった人たちも参加されるようになってきたと思います。ITに強い人たちだけではなく、オンラインを早くから使っている人たちとそうでない人たちとの間に差があり、内容よりもオンラインの使用方法についての話し合いが多くなっているような気がします。

使用法が分かっても、オンラインでの「独特の間」が耐えられない、家の中が写ってしまう、自分の顔を見ながら話をするというのに違和感が払拭できない人はいると思います。対策として、バーチャル壁紙や動物などの顔にして映るなどというシステムを使うことはできると思いますが、「独特の間」というのはシステムでどうにかできるものではなく、ファシリテーターがどのような場を作り、進めていくのかにかかっているのだと思います。
少し前から研究が始まっていた「オンライン会議のファシリテーション」は、本当の意味で活かされる時が来たのかもしれませんね。


これまでは、何となく今までのやり方で進めていても大丈夫だったのに、終わってみたらすっきりしない感じ、嫌な感じが多く残ってしまった、ということはありませんか?
「オンラインだから仕方ないんじゃない?やっぱり対面じゃないとね〜」というだけでは、解決しません。なぜなら、この状況が長く続くこともありえるからです。そして、対面よりも合理的だと気づいた人たちが(例えば、交通費、会議室が不要、時間短縮など)今後はどうしても必要な時以外はオンラインにするかもしれません。オンラインの時にどのようなファシリテーションをするかというのは、これからのみんなの課題になるかもしれません。

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