読書「Ham Journal(ハム・ジャーナル)No. 99 スミス・チャートを完全マスタする!!」 CQ出版社 憧れの雑誌

今日は、アマチュア無線関係の専門誌について書きます。
この雑誌、2002年に季刊誌になり、2005年に廃刊になってます。

雑誌との出会い
中学~高校の足かけ4年ほど、アマチュア無線に夢中でした。電子工作も好きで、エレキ―のユニットをTTL-ICで組んだり、50MHzの3→10Wのリニアアンプを制作したりしましたが、レベルは初級の域を抜けなくて、Ham Journalはまったく理解できず、読めるようになればいいなと願う、憧れでした。大学以降、アマチュア無線への興味を失い、144/430MHzのハンディ機を山登りの遭難対策用に持っているだけです。携帯とGPSが普及してからは、無線機は登山道具箱に眠ったままです。

再会
工学部で電子工学を学び、LSI・センサの研究開発を仕事とした私が、高周波の設計で困った時、地元の大きな書店でタイトルを見てみつけ、即購入しました。Ham Journalとの25年ぶりぐらいの再会でした。
同じ書店で、探した電子・電気回路系の専門書が、どれも、教科書的な記述で、役立たずだったのに、本誌の説明は、分かりやすく、読んだことが問題解決の糸口になりました。
25年の時をへて、憧れだった雑誌を活用できました。

レベルの高い雑誌
レベルの高い雑誌が、継続して販売しつづけられている(いた)のは、なにも、ハムの世界だけでないです。自然科学、各種趣味、スポーツ、政治、経済、文芸・・・、日本の雑誌のレベル、世界で類をみないほど高かったのでは思います。


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