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読書「越後駒ヶ岳 山小屋通信」米山孝志著 恒文社 里と山を知るプロフェッショナルの作品

この本との出会い
越後駒ヶ岳には3回登りました。一回目は山スキーで日帰り。二回目は、初夏に駒の湯から、歩いて登り小屋に泊って、山頂を往復しました。三回目は秋に十字峡から中ノ岳~越後駒ヶ岳~駒の湯と縦走しました。いずれも、ずいぶん前のことです。
私が小屋に泊まった時、管理人は高齢の先代で、後に管理人が地元の写真家(米山さん)に変わったと聞きました。書店で何気なく、山関係の本を見ていたら、米山さんの本があり購入しました。

里と山を知るプロフェッショナルの作品
この本は、山小屋で撮影された写真と文章で構成されていて、どちらもすばらしいです。加えて、”あとがきにかえて”と書かれたモノクロ写真と文章のページがあります。12ページに、昭和時代からの越後の里が語られています。この語りだけで一冊の本にして出版してくれたら、私は購入します。
写真が撮れて、里も山も深く知る。そんなプロフェッショナルな人の作品、興味があれば、探してみて下さい。

ちなみに
米山さんは、小屋の管理人を退職された後、新潟県魚沼市の小出でカフェを経営されています。地元の方に教えてもらいました。訪れて、コーヒーを頂きながら、山と雪国と写真の話を聞きたいです。

写真は、日向倉山から越後駒ヶ岳を撮影したものです。

写真1 日向倉山から見た越後駒ヶ岳
写真2 本書の表紙(著者撮影)

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