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当社の業務紹介とこの先の取り組み計画(合同会社RRP 代表 矢部智仁)

写真は以前訪問した際に撮影したシドニーのハーバーブリッジです。
「ブリッジ」の写真を使っているのは現在そしてこれからの仕事においても地域を元気にするPPP的な取り組みを実現する架け橋に、そして取り組みの成功への架け橋になるような働きをしたい…そんな思いで使ってみました。

現在の業務紹介

RPって何屋さんなの?について、実は自分でもうまく説明しきれない現状があります(汗)。ということで改めて「今やっていること」を要約して列記した上で、今後こういうことをしたい!という話に繋げたいと思います。

新・建設業地方創生研究会 サポーター
建設業(広い意味で不動産業も含む)は地域の発展や持続可能性の向上には不可欠な産業ですが、公共事業規模の縮小など事業環境は厳しい方向に変化しています。厳しい環境変化の下でただ「仕事を待つ」旧態依然の受注業態では地域に必要な産業である建設業自体がなくなりかねません。その状況を脱し、地域の発展や活性化に主体的に 関わる、自ら企画提案ができ、事業計画に関与しながら建築を受け持つ能力を持った建設会社の出現を促すことを目的とした研究会です。
RRP(矢部)はこの研究会のアドバイザリーボードの一員(サポーター)として会の運営、会員建設事業者のPPP事業推進を支援しています。

マインドシェア・地域マーケティング 公民連携プロデューサー
マインドシェア社は企業・製品・サービスに関わる情報発信において「仮説構築から戦略立案、商品開発やコミュニケーション開発を通して、顧客とともに選ばれる価値をつくりあげ、成果にコミットするマーケティングファーム」として活動している企業です。
昨今の社会構造の変化によって自治体が行う「地域経営」においても「顧客と共に選ばれる価値創造」が求められます。民間事業で培ったマーケティング視点から地域の課題や目標をじっくりと伺い、政策効果・経済効果の継続的な創出・実現を通じて「これからの地域経営」の確立に貢献しています。
RRPではマインドシェアとともに企画検討段階、計画立案段階など「早期の段階」から関わり「市民に選ばれる価値を共に作り上げる」ために自治体の活動をご支援しています。

クラフトバンク・クラフトバンク総研 フェロー
クラフトバンク社は内装工事会社からスピンオフした「建設テック」です。現在では全国約2.6万社が利用する、建設工事受発注プラットフォームをはじめ「専門工事会社のデジタル化支援」を幅広に行っている企業です。
「クラフトバンク総研」はクラフトバンク社が蓄積したデータベースを活用した調査・研究の成果を活かして専門工事会社の経営革新に貢献するような情報発信を行っています。

エンジョイワークス 新しい不動産業研究所 所長
エンジョイワークス社は「まちづくりの総合プロデュース事業」に取り組む建築(設計事務所)兼不動産会社です。地域不動産会社では全国初の不動産特定共同事業許可事業者隣、ファンドを通じた地域活性化支援、地域活性に取り組む事業者の支援を行っています。また一級建築士事務所として高性能で可変性の高い「スケルトンハウス」をベースに「ヴィレッジ」という地域の街並みづくりで不動産(建物や土地)の資産価値を向上させる挑戦をしている企業です。新しい不動産研究所の活動目的は地域の価値向上や活性化に自ら貢献したいという「志」を持つ建設・不動産業を発掘・育成・後押しをすることです。

業界紙・メディアへのオピニオン記事、コラムの寄稿
最近の執筆機会、掲載媒体は以下です。2022年度については
LIFULL HOME'S PRESS時事解説での解説記事の不定期投稿
新建ハウジングデジタルでの連載や新建ハウジング紙への寄稿
などで情報発信をしています。

地方自治体のPPP的な活動・取り組みへの支援
こちらは「端緒についたばかり」のお仕事です。2022年度については
・職員向けPPP研修(大阪市役所)
・横浜市PPPプラットフォーム 設立記念セミナー 基調講演登壇
などがあります。

その他・個別企業との顧問契約

これからの業務&取組み

RRPでは引き続き全国の自治体(特に小規模な自治体)や建設・不動産業者を顧客とした啓発や伴走を提供サービスとしています。
こうした取り組みについては引き続き継続・加速して行こうと思います。特に「早期の段階」から関らせていただくことで提供できる価値は大きくなると考えています。

当社の名刺にも記載がある受託可能な業務例

まずは相談してみよう、という段階からお声がけいただけますと幸いです。

参考情報)RRP代表・矢部の略歴

○矢部智仁・略歴(仕事歴)
1964年 愛知県生まれ。1983年慶應義塾大学経済学部に入学、1987年大学を卒業後、株式会社リクルートに入社、住宅情報事業部門に配属(現 SUUMO事業)。主に大手不動産企業を顧客に企画営業に従事、2009年リクルート住宅総研(現 SUUMO リサーチセンター)所長として建設・不動産業界団体や行政機関へのロビー活動、市場動向などに関する調査・研究に取り組む。住宅総研時代には国交省をはじめ行政設置の委員会で委員なども歴任。
2014年、建設・不動産業者の経営革新・改善を支援する業界特化型の経営コンサル会社に移る。2016年、同社 執行役員、2020年、同社 取締役に就任(2021年に退任)。
現在は合同会社RRP 代表社員。
社名であるRRPは " Regional Revitalization Partner " を表しています。地域密着型産業、特に建設業・不動産業と行政をPPP的な取り組みで結び付けて地域活性化に貢献する、そんな事業領域で活動していこうと名付けました。

○矢部智仁・略歴(大学関係、そのほか社会活動)
リクルート社に在職当時の2013年、公民連携 (PPP) の萌芽事例と考え方に出会いました。建設・不動産業界の次の時代のあり方にとって重要な分野であると考え、専門的に学ぶ機会を得るため、東洋大学大学院 経済学研究科 公民連携専攻に48歳で社会人入学、2014年に修了(修士(経済学))。
大学では、2014年、近いようで分断されている「建築と不動産」の間に接点を創るという意図から関東学院大学建築・環境学部の非常勤講師として「不動産学基礎」を担当(2014-2017,2022-)。2016年、東洋大学大学院公民連携専攻客員教授に就任。「PPPビジネス(「まちづくりビジネス論」「PPPケーススタディ」)」を担当。2023年度から横浜市立大学・大学院において「都市ビジネス論」の担当もする予定です(夏期集中講義)。
現在も業界団体などでの普及啓発活動や国交省PPPサポーターをはじめ行政に関わる活動にも従事。そのほか、一般社団法人HEAD研究会 理事。公益社団法人日本不動産学会 監事。

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