矢部智仁 / Tomohito YABE
PPP的関心の中で、書籍・調査研究レポートなど紹介や読後感想や書籍・レポートからのメモ記録として公開してきた記事を集めてみました。
これまで書き溜めてきた「PPP的関心」記事の中から、公民連携事例やまちづくりに関わる取り組みなど「現地・事例」を実際に自分が訪問して見聞した内容やその中で考えたこと、感じたことについて書いた記事を「公民連携事例視察記録篇」として集めました。 過去記事も増えてきましたので集めることでお役に立てば幸いです。
はじめまして。矢部智仁(やべともひと)と言います。私のプロフィールに関心をお持ちいただき、ありがとうございます。 自身ではこれまで過ごしてきた時間を、派手な成功もないけど大きな失敗もない「フツー」な時間を過ごしてきました(少なくとも私自身はそう思っていました)。noteを興味本位で始めた2020年秋頃は、フツーの人がnoteとかで発信する「オモロシロイ」ことなんて無いよなぁ、などと思っていたこともあって、すぐに書くことをやめてしまいました。ただ、最近になって、これから「自ら
あっという間に3月も最終週です。2023年も1/4が過ぎようとしています。日本の暦では「新年度」という節目でもあり、きちんとターゲットを見定めて取り組んでいる事柄を深掘り、発掘を進めていかないと、そういう節目でもあります。 *写真は2022年春の大学校舎の前の「桜」。年度変わりの時季には欠かせない花ですね。 「永平寺門前の店舗整備計画遅れ 企業版ふるさと納税募る」という記事#日経COMEMO #NIKKEI 記事によると北陸新幹線延伸による来街者・観光客の増加を見込んだ観
最近秋田県で一緒に仕事をしているデザイン会社・シービジョンの登録有形文化財を使って地域活性化に貢献する仕事を日経の記事で目にしたタイミングで、別記事でも偶然に登録有形文化財を使った飲食店開業のニュースを目にしました。ということで、今回のPPP的関心は、優良な不動産ストックに新しい利活用方法を挿入することでストックの維持と周辺のヒトモノカネの循環に好影響を与えることについて。 *写真は文化財繋がりで思い出した…2022年に訪れたニッカウヰスキー余市蒸溜所で筆者が撮影した風景。
以前のPPP的関心でも大分空港の「宇宙港」プロジェクトの話を大分県庁の方から伺った話に少し触れましたが、現地で街を歩く中で「支える産業」と「支える精神」の存在が街のポテンシャルの源泉になっていること、そして宇宙港というのは元々備えているポテンシャルを引き出し活かすための手段であるという記事を書きました。 今回はその後の動きを確認できる記事を発見したのに加えて、同様に空港を地域のポテンシャルを引き出す手段にしようとする北九州市役所の取り組みに関する記事を目にしました。今回は2
年齢こそ私より若いのですが、社会人大学院の”センパイ”でありいつも大きな心(と態度?(笑))で私をもてなしてくれる(いじってくれる(笑))人がリンクの記事についてお考えになったことをSNSでシェアしていました。 「PPP的関心」としても考えるところが多い話だと思いましたので、今回はこの記事を読んでの感想や考えたことを書いてみます。 住民からの批判…、と訴える記事からはじめに断っておきますが、筆者は記事が対象にしている事業の背景を詳細に把握しているわけでなく、あくまで記事に書
気持ちが沈んでしまう出来事があって今週はあまり筆が進まなかったのですが、知人がプロジェクト全体のプロデュースに携わったと聞いていた熊本フットボールセンターの記事を見かけて、なんだか元気をもらいました。 ということで、「(個人的にw)元気が出る」プロジェクトを紹介したいと思います。 写真は本文とは全く関係がないけど、熊本の話なので以前に熊本駅の駅舎を撮影した写真を使ってみました。 「民設民営」で開業した熊本フットボールセンター以下のリンクが2022年11月にオープンした熊本フ
先行予約で発注して手元に届いたタイミングから偶然にも出張が重なり、ようやく注目の書籍『公民連携エージェント 「まち」と「まちを使う人」を元気にする仕事』を読み終えることができました。今回のPPP的関心では感想や印象に残ったポイントなどを記録しておこうと思います。 写真は2022年6月に書籍の舞台でもあるmorinekiを訪れた際に撮った一枚。 書籍の紹介著者の入江さんには、私が担当する東洋大学PPPスクールで担当する「まちづくりビジネス論」にゲストレクチャーとしてお越しいた
久しぶりに出張続きの1週間。盛岡・秋田から横浜にワンバウンドして大分そして別府を訪問しました。 訪問した日は「宇宙ビジネス」のお話を聞く機会をいただきました。単なるインフラ整備といった話ではなく、その裾野は地域の経済活動の活性化起点でもあるというお話を、県として「宇宙港」事業化に取り組む職員の方から伺いました。説明のなかで見た実写映像は、私の世代的にはサンダーバード的な世界が「現実」に映るワクワク感でいっぱいでした(笑)。 と、まぁそれはそれとして、今回のPPP的関心は翌日に
写真は以前訪問した際に撮影したシドニーのハーバーブリッジです。 「ブリッジ」の写真を使っているのは現在そしてこれからの仕事においても地域を元気にするPPP的な取り組みを実現する架け橋に、そして取り組みの成功への架け橋になるような働きをしたい…そんな思いで使ってみました。 現在の業務紹介RPって何屋さんなの?について、実は自分でもうまく説明しきれない現状があります(汗)。ということで改めて「今やっていること」を要約して列記した上で、今後こういうことをしたい!という話に繋げたい
先日、総武線の特急「わかしお」に初めて乗りました。銚子方面に出かける機会もなかなか無かったので良い機会でした。 今回初めて特急に乗って移動した行き先は旭駅(千葉県旭市)。2022年4月にオープンした多世代交流施設「おひさまテラス」への訪問が目的でした。 今回はおひさまテラスの視察で得た学びや感想などを書こうと思います。 写真はおひさまテラスの様子(筆者撮影) おひさまテラスについて平成17年に1市3町の合併で誕生した旭市では「生涯活躍のまち・あさひ形成事業」として「旭市にし
週一回の定期発信。早くも2023年4回目になります。 今回は前に話し手としても参加させていただいたこともある 水インフラマネジメント大学(水マネ大学)という勉強会で聞いた「鉄道会社とサービス業と不動産」についてメモ的に記録したいと思います。 *写真は以前伺った時にパチリと収めたJR東日本秋田支社の社屋の入り口にあった「こまち」。 JR東日本の生活サービス事業水マネ大学とは水インフラ整備に関わる企業や団体に関わる方々がインフラ整備の時代から維持管理、活用の時代に入ったことを受
2023年が始まり2週間。色々と新しい体験を面白く感じながら日々を過ごしていますが、昨年末から決めていた休暇で金沢を訪問しました。 今回はそこで感じた観光地の「移動」についての雑感をメモしておこうと思います。 写真は長町武家屋敷跡の野村家のお庭(筆者撮影)。 金沢周遊バスって便利。でも…観光地・金沢の街中をあちこち回る手段としてバスは便利な選択肢の一つだと思います。駅から近江町市場を経由して片町界隈までの主要な観光エリアの間にはひっきりなしにバスが通ります。タクシーも街中移
2023年は良い発信をするために必要なインプット機会を確保してゆこうと考えてスタートしました。今回も先日オンラインで参加したセミナーで触れた「公共善エコノミー」という言葉と、それを照らし合わせながら最近の仕事での雑感などをメモしておこうと思います。 公共善エコノミーこの言葉の源や詳細については書籍の翻訳者である池田さんのnoteをお読みいただいた方が良いと思うのでnoteのリンクや公共善について解説されていたコラムの抜粋をご参照ください。 社会公正と連帯、透明性と民主的な
2023年が始まりました。個人的にはこれまでに未経験な取り組みにも積極的にチャレンジする、チャレンジから得た新しい経験・知見を「活かす」1年にしたいと思っています。 今年も「PPP的関心」の話題に関心をお持ちいただき、お時間が合えばぜひお読みいただければ嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。 *写真は鶴岡八幡宮の段葛と二の鳥居 2023年のスタートはインプットから取引先・関係先の年始スケジュールに合わせて自分の始動も5日からとしていましたが、慣らし運転?的な活動として
「PPP的関心」記事にいつも目を通していただきありがとうございます。 2021年秋( 9 月)に本格的な再開をして以降、なんとか続けることができています( note さんによれば 今回で70週連続だそうです )。さて、連続して公開中の「PPP的関心」ですが、2022年の記事公開は本日(12月29日)を年内最後とさせていただきます。 少し気が早いですが、お読みいただいた皆様におかれましては、どうぞ良い新年をお迎えください。来年(と言っても来週。。。)からも引き続き記事を書いてい
本来的な私(もしくは合同会社RRP)の活動内容は「人を応援する」という立ち位置で仕事をすることが多いのですが、稀に応援するという立ち位置を少しだけはみ出した取り組みも行うこともあります。その一つの取り組みがJR大曲駅西口土地利活用検討会議に対するコンサルPJへの参画です。 先日、調査提案活動の第一弾としてJR大曲駅西口土地利活用検討会議主催(運営は株式会社See Visions)した講演会「大曲駅前の余白をどう使う?」@大曲に参加してきました。 *写真は講演会当日の様子 と