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【想い】自己を肯定し、全ての人に感謝

人間、物思いに耽る時があります。
今朝、とても心に刺さる記事を見つけました。
近年で一番、朝活してて良かったと思えた瞬間です。

物書き駆け出しの私が、心から感動し、尊敬したこの考え方。
同時に、本業である接客業でも、最近感じたことでした。

私の本業は接客業です。通信端末を販売する接客業ですので、皆さんには


オレンジ

の色の会社が思い浮かぶかと思います。どれであるかはさておき、こんなことがあったのです。

ある日、私は遅刻をしました。
急な予定変更をスケジュールに入れていない完璧な私の落ち度でした。
自分の評価が下がることの恐怖をいただいた私は、その日、人と会話することをやめたのです。
何を言われるかわからない恐怖。話しかけにくい空気を出せば、怒られることもないというあからさまに幼稚で稚拙な保身を第一にした考えでした。

そんな中、部長が声をかけたのです。
「今日のその態度はよくない」
「明らかに精神的におかしい」
その言葉に過剰反応してひどい言葉を非難するように振る舞い、さらに自己保身を重ねて言い争いになったのです。

明らかに遅刻したことだけが要因でした。
「ごめんなさい」と謝って、自分の評価など恐れず、普段通り振る舞えば良かったのです。

その3週間後に、会社の取締役と面談することがありました。
当然私は、そのことのお咎めだとも思い、覚悟を決めたのです。女性の取締役の第一声は、とても意外な内容でした。

「4月から言っていた体調不良はどう?」

体調を気遣ってくれていたのです。さらに話を進めても、本当にそのことだけ気になっていたというのです。
さらに

「今、会社はあなたの能力を存分に発揮できる場所を提供できていない」
「つまり、うまく能力を使いきれていない」

とまで言ってくれたのです。認めてくれる人がいたのだと心から嬉しくなり、今までの辛さやマイナス思考が突風にさらわれる塵のように無くなっていきました。

次の日、ある後輩の姿が目に止まりました。
その後輩は、やる気があり、真面目な青年ですが、なかなか成長できず、自分なりに努力はしていても、接客も不慣れでした。

なるべく付き添い教えていましたが、今思えば上から目線で接していたようにも感じるのです。

そんな彼が、先輩社員からきつい指摘を受けていた時、顔を真っ赤にして、何も言わずに我慢している光景を目にしました。問えば、自分にも思いがあったが、その指摘も正しいと思ったから聞いていたのだと。

その時私は

はっ!!

とさせられたのです。二十歳の彼は、自分の心が感情に流されそうになっても、目の前にある言葉を冷静に判断して、正否を理解している。
それなのに私は、己に負け、自己保身に走り、感情をあらわに、ことのほか上司と一戦交えるようなことをしているとはなんと恥ずかしいことなのだろうと。。。

彼は、私にはない素晴らしい感情コントロール技術を持っていました。今では尊敬をしています。

私は人に認められ、自己を肯定することで、やっと自分のまずさに気づき、

「感情コントロールが下手」

だと気づくことができたのです。

声をかけてくれた取締役
最初に注意してくれた部長
気づかせてくれた後輩
話しかけづらい空気を我慢してくれた同僚たち

全ての人に謝罪と感謝の気持ちが湧いてきます。
でも人間は発した言葉と表した行動を取り消すことはできません。これからの行動で示していくしかないのです。

このような私の低レベルな人間関係のために、こんなに素晴らしい記事をお書きになったのではないと思いますが、私の人生でとてもためになる一筆でした。感謝です。

今日はここまで!!
最後まで読んでいただきありがとうございます😄

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