視野を広げるのではなく、視座を得る
普段はなんて狭い世界に生きてるんだろう
久しぶりに新宿と原宿を歩く機会があってそう思った。
仕事場がそれらの近くあり、住んでいるところもそう遠くない。にも関わらず、一駅でこんなに世界が変わるのか。
東京の多様さに感動する一方で、僕はいつも同じ世界にしかいないんだなということに気付かされる。
自分の生きやすい世界にいることは、そうでない状況よりも圧倒的に幸せなことだ。
けれどもちゃんと意識しないと、その世界が当たり前なものになり、必然なものになり、そうでないものが排他される可能性がある。
だから自分の居場所を大切にしながらも、時々でいいから適度に外を、彼らの内側を見るようにしなければいけないなと思う。
つまり、視野を広げるということではなく、視座を得るということ。
年と経験を重ねれば重なるほど固まっていく自分の視点を緩やかにする上で大切なことなのではなかろうか。
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