精神的な装飾がない人たち
この人は気持ちがいいなあ。
たまにそれを心の底から感じさせてくれる人がいる。出会って数秒で分かるオーラをまとっていて、もれなく好きになってしまう。そんなような人たちだ。
でも人として気持ちがいいって、なんだろうか。
僕なりの定義ではあるけど、一言で表すと気持ちがいい人たちは「精神的な装飾がない」ように思う。
言い換えれば、見栄を張ることがなく、自分に対して素直であり、その素直さにまっすぐである人が多い。
まず、見栄がない。人によく見られたいという欲がまるでないかのように等身大のままで、自分の軸で生きている。魂だけの世界があったら、確実に裸で歩いているだろう。そんな想像が容易につく。
次に、素直だ。本当にハッキリしている。物事を自分の軸でスパッと切る。そういう刀をいつでも振り抜ける勇気と信念を持っている。
そして、素直であり続けることに忠義だ。素直でいるために自分のアンテナを常に磨いている。アンテナが汚れることを嫌うし、そのための環境づくりや人付き合いを心得ている。
僕の中ではそんな人たちのことを「精神的な装飾がない」と呼んでいる。
少し前にこんなnoteも書いたが、通ずるところがある。
ローマは1日にして成らずと同じで、気持ちがいい人になろうと思ってすぐになれるわけじゃない。そしてきっと努力だけでもなれない。
どれだけ自分の人生を愛せているか。それがキーになってくると思う。
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