背中を向けて、前を向く
背中を向ける。前を向く。
彼らは真逆な言葉のように見えるけど、
時として同じ方向を向いている。
つらい時、迷う時、苦しい時。
いつも前向きをつぎ込んでたら、いつかガス欠して倒れちゃう。
だからそんな時は背を向ける。
一旦、逃げる。
それから手元でひとつひとつ、ゆっくり整理する。
これは無理。
これは違う。
これはやだ。
そうして仕分け終わって、なお手元に残るもの。
それが本当に大切なもの。
いままでと同じものなら、もう迷わず突き進めばいいし、
違うものなら、そこから新しく進んだらいい。
逃げちゃダメだって思いがちだけど、
それだって前を向く一つの方法だと思うんだ。
背中の傷は武士の恥、なんて時代は、
もう終わりじゃない?
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