二周目からが面白いのは人だってそうだ
二周目からが面白い。
最近、それをよく思う。
例えば、一度見たドキュメンタリー。一回目には気づかなかったディレクターの意図や画面構成、タイミング。取材された人の本当の言葉。気づかなかったことがたくさん出てくる。小説、マンガ、映画などもそうだ。
今までは既に内容がわかってるものを見返す意味がわからなかったが、その面白さに気づくとやめられなくなる。
でも二周目が面白いのはエンターテイメントだけではない。人だってそうなのではないだろうか。人生の二周目というと、来世みたいなものを思い浮かべてしまうけど、そうではない。
たぶん、それをフェーズが変わると訳しても意味は同じになる。でもあえて周目と呼びたい。もう一度始めから向き合わないとわからないものがあると思うからだ。
そしてたった一度きりの人生の中で、周目は何度でも作れるはず。
本気出せ
本気出して
本気出して
本気出して
それから諦めろ
〜中略〜
称賛のためじゃなく
脚光のためでもなく
人生を愛するために戦う友へ
〜中略〜
描けよ
これは「左ききのエレン 第一部」の中に出てくる言葉。これさえできれば何周でもできるはず。
僕はいま二周目に立っている。
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