その人のワガママはなんなのか
仕事でもプライベートでもワガママがない人なんていないと思う。ただ、最近はその「ワガママが上手く一緒にまわる人といる居心地の良さ」を感じている。
ワガママとは、自分が気持ちよく過ごすために、自分ないし、周りを動かすこと。それがぶつかるから問題が起きるのだけど、必ずしもぶつかるわけじゃない。歯車のように、大きさも違えば速度も違うけれど、上手く噛み合みあうことがある。そういうケースでは、ワガママが丸っきり一緒じゃなくてもいい。
例えば、漫画を読みたいひとと、銭湯に行きたい人が1日過ごさなければいけないとする。その時に漫画がたくさん置いてあるスーパー銭湯にいけば、両者のワガママは通るし、銭湯も漫画も堪能できてハッピーになる。
仕事でも、こういう体験を実現したい人とその体験はどうでもいいけどその技術に興味がある人がいれば、両者のワガママは一致する。
ワガママが一致するという、回りくどい表現をしてしまったけれど、やりたいことが一致するなどと書くより、なんだか現実的で判断しやすいなと思っている。
その人のワガママはなんなのか?それを見抜く力をもっと養いたいし、それができればもっといい環境にいれるのではないかなと思う今日この頃である。
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