用事がなくたって
こんな話を聞いて、あなたを思い出したので。つぶやきです。
昨晩、友人から連絡が来た。
そうやって思い出してくれることもそうだが、なにより連絡してくれることが嬉しい。
ただ、同時に思い出したのが、カーディーラーで働く方が「アンケートのご協力をお願いします。日本は悪いときにしかアンケートを書いてくれないので、他の国と比べて満足度が低く見えちゃうんですよ。私の感覚からすると、そんなことはないんですけど。」と苦笑いしながら教えてくれたこと。彼は必ずしも伝える義務のないことに対する日本人の腰の重さを嘆いていた。
たぶん僕だったら、その友人に限らず、同じようなシチュエーションになったら連絡まではしなかったのではないか。次会ったら言おうと思って、次に合う約束もしないまま葬り去られていたのではないか。
だから悪いことでもなく、とりわけ用事があるわけでもない、そんな本人曰く"つぶやき"のような連絡がなんだか心に染みたのだ。
効率的に生きすぎると余白や大切な無駄がなくなるな、と反省する今。そんな重みを感じた夜。ずっとずっと忘れちゃいけないのだ。
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