有名になること、地味でいること

世の中で活躍している人には、有名な人と地味な人がいる。

仕事と共に顔が広まっていくタイプと、そういう露出は避けつつ、しっかりと結果を残しているタイプだ。

僕はとてもミーハーなもので、活躍すると有名になることが紐付いてくるものだと思っていた時期がある。でもそれって有名じゃないと活躍してない、努力してないと言うことに繋がりかねない、かなり偏った考え方だ。

気づいたのは、活躍する実力があることがまず大前提としてある上で、有名な人は有名になるための努力をしているし、地味な人は地味でいるための努力をしている。

前者は分かりやすい。後者は表に出てこないので分かりにくいが、自分のスタンスを守り続けるという意外と大変な労力を払っている。実力はあるのだから、有名な人に声をかけられることは多数ある中で、そこに身を委ねることなく自分の道を突き通す。これはこれでとてもすごいことだ。

顔が売れれば営業もしやすくなるが、それをしないのだから、ビジネス的にもやり方をたくさん考えなければいけない。

じゃ有名な方がいいのではと思うかもしれないが、逆に有名になれば、SNSなど思いもよらぬ被害を被る可能性もある。無視すればいいかもしれないが、そういうのが嫌な人もいる。

有名。地味。どちらもいいところ、悪いところはある。だから、どちらを目指してがんばっていくのかを考えることは、自分が向いているタイプを考えてみることであり、幸せを追う上で意外と大切なのではないかと思う今日この頃である。