いい人すぎると言われたときは
いい人すぎるんじゃないんですかね
昔からものすごく言われ続けている言葉だ。5年くらい前はなぜそう言われて、どうしたらいいのか分からなくて悩んでいたが、30歳にしてようやく答えらしきものがつかめてきた。
僕は、なにが正解か分からなくなったとき、初めてでなにをどうしたらいいか分からなくなったとき、基準の軸を自分の外に置いてしまうことがある。
きっとそれゆえじゃないか、と思う。答えを見つけるために、答えらしきものを外から寄せ集めて固めあげる。
でもそれでは塊はできるが、骨がない。形をなしているようで、成してない。静止画の世界では生きられるが、動きはじめた瞬間に崩れ落ちる。
寄せ集めるはいい。でもその後に作るものに骨格を与えるのは自分自身だ。その作業を怠り、とりあえず形にしようと躍起になったとき、「いい人すぎるんじゃないですかね」と言われる。
昔と違ってやるべきことは見えている。
さぁ、自分の頭で考えろ。
もっともっと。
それが足りてないんだ。
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