ぼんやりと歩く夜の散歩
昨晩、近所のスーパーにグレープジュースを買いに行ったときのこと。
なんてことない買い出しなのだけど、なぜだかあまりにも眠くて、スタスタ歩く元気がなく、ものすごいゆったりと歩いていた。
ガンガン僕を追い抜いていく人たちの背中をぼんやりと見つめる。何人の背中を見たのかわからないくらいの感覚でスーパーから帰ってくると、頭の中をついて回っていた眠気や疲れが少し晴れているのに気がついた。
トレッキングや山登りのような"THE 歩く"は前から好きだけれど、街中を夜に散歩したことなかった僕とっては新感覚で、散歩好きな人たちの理由が何となくわかった気がした。
いつもとは、特に日中とは違うスピードで。移動というよりは、特に大きな目的を持たないで。同じ歩くなのに、少しズレるだけでこんなに意味が変わるのだ。
夜の気分転換はお茶を飲むくらいだった。めんどくさがらずにちょっと散歩するという手は今後やっていこうと思う昨晩なのだった。
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