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小林 達仁
2018年3月25日 11:15
見とれる。最近、見とれることは好きな行為の一つかもしれないと思うようになった。もはや感情の一つと言ってもいいかもしれない。例えば。喫茶店に行って、店主の静かなドリップに釘付けになる時。ショップに行って、どう考えても素敵な服に出会った時。ぼーっとするような穏やかさの中にいながら、眼前のソレは異常にはっきりしている、あの感じ。考えてみたら、スポーツや仕事で100%集中しきること
2018年3月17日 13:29
背中を向ける。前を向く。彼らは真逆な言葉のように見えるけど、時として同じ方向を向いている。つらい時、迷う時、苦しい時。いつも前向きをつぎ込んでたら、いつかガス欠して倒れちゃう。だからそんな時は背を向ける。一旦、逃げる。それから手元でひとつひとつ、ゆっくり整理する。これは無理。これは違う。これはやだ。そうして仕分け終わって、なお手元に残るもの。それが本当に大切
2018年3月10日 10:47
「この源泉は地下1600mから汲み上げています」いつもならスルーする看板に目が止まる。僕が住む街の近くにある銭湯は、文字通り、源泉を地下1600mから汲み上げているらしい。(源泉0m)ふーん、深いなぁ。あ、もうどうでもいいくらい気持ちいい銭湯最高ふぅー…………(源泉400m)あ、忘れてた、写真送らなきゃあの企画もしなきゃあれ、文章にまとめておくかあと…………
2018年3月6日 19:35
「〜だぜ、〜ぜ」という言葉には、親しみを込めて軽く念を押すという意味合いがあるらしい。ダメダメな一日だったな プラマイゼロな一日だったなではなくて、ダメダメな一日だったぜ プラマイゼロな一日だったぜって言い換えるだけで、だいたいの日は許せそう。ついでに明日もなんだか、がんばれそう。 親しみを込めて、僕らの背中をそっと押す。 不思議な力の持ち主、だぜくん。
2018年3月4日 11:50
個性ってなんだ?スタイルってなんだ?考えれば考えるほど、大事な真ん中から離れていく。待ってましたと言わんばかりに、うわべくんは走り出し、僕は一人残されて空っぽになっていく。考えるのに疲れた頃に、真ん中くんがやってきて教えてくれた。僕が好きな人たちには僕が好きなものを教えたいし、僕が好きな人たちの好きなものは僕も知りたい。そうして、お互いの好きが重なったら幸せ。今すぐじゃ