[日記]2020年8月25日(火)
昨日「百書店大賞2020」の記念冊子が届いていた。百以上の書店が二〇一九年に読んだ本の中から推薦したい本を選び、推薦文を寄せている本である。書肆 海と夕焼も推薦文を書いた。選んだ本は『日輪の翼』(中上健次著 河出文庫)である。七人の老婆と四人の若者が冷凍トレーラーで故郷である熊野を発つ。もう戻れないことは自覚している。それでも覚悟を持って、“いまここ”を発つこと。彼らの姿勢について言及している。
せっかく書いたのだからと思い、BREWBOOKSにある間借りの本棚で仕入れ