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結婚生活は修行 料理編

「ようこそ、修行僧の仲間入り」
友人の結婚式のメッセージで必ず書く言葉にしている。

中学校教員として、男女共同参画社会をテーマにした授業で、生徒に次の質問をしていた。
「結婚して、共働きで、夜二人とも同じぐらいの時間に帰ってきたとき、あなたか相手、どっちが料理する?」
約半分の生徒は「自分が作る」という。 かわいらしい。

私「じゃあ、あなたが作った料理を食べて、相手はなんていうと思う?」
生徒「おいしっていう」
私「なかなかそうはいかん。味が薄いっていわれるよ」
生徒はそんなことはないよと大騒ぎ(笑)
続けて私「でもそこで怒るのをぐっと我慢して、次の日も同じ時間に帰ってきて、料理を君がしたとする。次は相手はなんていうと思う?」
生徒「おいしいっていう」
私「ブブー。今度は味が濃いっていうよ」
生徒「えええええーーーひどーーい。」
私「それでも、怒らずに、一週間、料理を作り続けたら
相手が『すき』って言ってくれる。これが、結婚です」というと
生徒「先生、夢がない。。。。。」

私(たち)は家事をすると「ありがとう」というお礼や喜びの顔を求めがちであるが、私の修行生活で得た真理は、

見返りを求めず、ただ、家事をする
それが本当の愛    なんちゃって

ただ、この話を妻にすると
「それはあなたの感想ですよね。私がどう思っているか入っていないね」
だって(笑)

今年、私たち夫婦は、結婚20周年が過ぎた。

あなたの 家族や家事に関する愚痴、悩み、聴かせてください。
20年の修行歴を持つ修行僧がお聴きします。


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