見出し画像

活字中毒が故に全く本が読めません

私は小さい頃から活字中毒だった。とにかく文字を読む事が大好きだ。とは言え、たくさん本を読んでいる訳では無い。

実家は、貧しくて、両親が本を読む姿はほとんど見た事がない。家にも本はほとんど無かった。

教育熱心な親だったので、私が欲しがった雑誌は買ってくれて、当時、小学○年生とか科学と学習とか、毎月買ってくれた本を隅から隅まで読んでいた。

自分でも何故かは分からないけど、前月号の記事の誤りを訂正する、「お詫びと訂正」にものすごい恐怖心を抱いていた。なぜその文言がそんなに怖かったのかわからないけれど、とても怖かったことだけは、リアルに覚えている。

ていうか、そんなふうに本当に隅から隅まで、多分その雑誌に載っている全ての文字を読んでいたのではないかと思うくらい活字が好きだった。

小学校では、図書室から本を借りて読むようになった。一つだけ記憶にあるのは、6年生の時、毎日1冊図書館の本を必ず読んでいた事。少女向けの小説の類や、ルパン、ホームズなどは、ほとんど読んだ。

新聞を読むのも好きで、何時間も読んでいるので、新聞なんか読むなと親に怒られた。新聞を読んで怒られる子どもは、あまりいないんじゃないかな。。。

小学校の時から少女漫画が大好きで、何百冊か自分のお小遣いで買ったと思う。自分が漫画を読まなくなる日が来るなんて思いもしなかったけど、結婚後ほとんど読んでいない。

中学以降、漫画や音楽雑誌などを主に読んで、小説などを読む機会は減っていったのかな。あまりハッキリと記憶にないんだけど。それでも、吉本ばななとか、スティーブン・キングとか、エッセイとか読んだりしたかな。

でも、結婚してから本当に本を読まなくなった。

私のことを知ってる人はわかるかと思うけど、見た目と違って、とても要領が悪くて、ノロマだ。

結婚当初は、家事をやるだけでも大変だった。本を読んでいる暇なんて無いと思った。子どもができてからは、もっと時間は無くなった。

本を読み出すと、そちらに没頭してしまって、何もできなくなるから、というのを言い訳にして、全く本を読まなくなった。

ただ、それは言い訳に過ぎない事は自分でも分かっている。時間は作ろうと思えば、作れるのだ。今は特に。

文字を読む事は、今も止められないのだ。では、最近何を読んでいたかというとTwitterだった。そして、今はnoteを書いたり、読んだりの時間も増えた。

手軽に読める短文を、それでも合計するとかなりの時間読んでいるんだから、その時間を読書に充てた方が有意義なのになぁと思ったりもする。だけど、なかなか本が読めない。買っただけで読んでない本も家にあるのに。。。

そう思っている時、ヒッポファミリークラブのお友達に、LINEグループでの輪読会に入れてもらった。とにかく、コロナの時期に、今までなかなか1人では読めなかった本を読んでいこうというグループだったので、私にはうってつけだった。

日曜を除く毎日1時間、みんなで交代に読んでいく。

やっぱり本って、読まれてこそ価値があるよね。

もうすぐ3冊め読了。

今はまだ、みんなとの輪読の時間以外に、読書の時間を取れていないし、字面を追うだけで精一杯の部分もあるけど、いつかこのnoteに読書感想文書けるくらい本を楽しめる日が来ると良いなぁ。

読書は好きでも、読書感想文は子どもの頃から大嫌いだったんだけどね 笑











この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?